散歩途中でワルナスビの実を見掛けましたので、今回のブログは草木の実で
いこうと考えました。
▼ワルナスビ(悪茄子) 別名:オニナス
ナス科ナス属、多年草、北米南東部原産、要注意外来植物。
悪茄子は、繁殖力の強く、一見すると可愛いお花ですが、よく見ると葉や茎に
びっしりとトゲが生え、毒性のある黄色い毒茄子でもあります。
秋ごろミニトマトの様な緑の実がつき、やがて熟すと橙黄色になります。
ワルナスビに含まれている有毒成分は、ソラニンとチャコニンです。
ソラニンとチャコニンはグリコアルカロイドとも呼ばれており、
体重50kgの成人が約0.05g摂取すると嘔吐や下痢、腹痛などの中毒症状を引き起こし、
約0.15~0.3g摂取すると死亡する可能性があります。
▼ムサシアブミ(武蔵鐙) 花は、19/4/8投稿参照して下さい。
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:3月~5月、
ムサシアブミの注意すべき特徴としては、その花や実に毒性を持っているということです。
栽培するだけでしたら特に問題はありませんが、誤飲してしまうと中毒症状を起こす可能性があります。
存在する毒はシュウ酸カルシウムが蓄積されやすくなっています。
シュウ酸カルシウムを摂取すると口腔内に痛みが発症し、腫れる場合もあります。
糞に種が混じってそこから繁殖が広がります。
キチジョウソウの葉はヤブランとも似ていますが、花を見ればすぐに違いがわかります。
ヤブランの花は青紫色や白色ですし、開花時期もやや早く、
花後になる実も黒色だからです。
▼オオオナモミ(大雄菜揉) 別名:ひっつき虫
キク科オナモミ科、1年草扱い、北米原産、侵略的外来種ワースト100
オナモミとオオオナモミはチョット目には区別がつきませんが、
オナモミは絶滅危惧種で、身近に見られるのは殆どがオオオナモミです。
その違いは、数多くの実がくっいて付きのがオオオナモミ、
アジア原産で、実が少なく、離れて付き、トゲも少ないのがオナモミです。
アジア原産で、実が少なく、離れて付き、トゲも少ないのがオナモミです。
薬草(漢方薬)と利用されるオナモミですが、実は毒草です。
カルボキシアトラクティロシドと呼ばれる有毒成分が含まれており、
摂取すると体内の細胞に悪影響を及ぼします。
薬草として少量摂取する分には問題ないようです
実際、現在の日本で見られるオナモミの大半がオオオナモミなのだそうです。
▼シロヤマブキ(白山吹)
バラ科シロヤマブキ属、落葉低木、
花は白いが実は黒い。黒い実は多いが一番先に思い出します。
▼ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)
メギ科メギ属、常緑低木、
青色の実を考えていたらイシミカワ、ノブドウ等思い出したが、以前に投稿した、
最近撮ったものからではこれしかないが、青いと言うより紫色に近い実の色です。
▼アオキ(青木) 別名:アオキバ
ミズキ科アオキ属、常緑低木、
若い枝が緑色であるためアオキと呼ばれる(緑色の信号を青信号というようなもの)という説と、
一年中、緑色の葉をつけているためアオキと呼ばれるという説がある。
花の少ない初冬に実をつけ、始めの実は緑色だが、熟すと鮮やかな赤になる。
緑色の実は手元写真にはこれしかなかったのです。
▼シロミノマンリョウ(白実の万両)
ヤブコウジ科ヤブコウジ属 、常緑小低木、
特徴は、実が熟すと白くなることである。
やや黄色みを帯びているが、身近に白い実はこれしかありませんでした。
▼マサキ(柾) 別名:フユシバ
ニシキギ科ニシキギ属、常緑小高木、
多くは垣根に利用された。園芸品種が多く、葉が明るい品種は洋風の現代住宅にも使われる。
同属のニシキギやマユミと同様に蒴果(さくか)が10月から11月に赤く色づき、
裂開して橙赤色の仮種皮に包まれたタネが現れます。
赤ぽいものを考えてピラカンサにしようか考えたが、ややオレンジ色ぽい
これにしました。
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