花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

コケ植物とは、苔と地衣類

2021-01-31 | 植物
花がないからと何でも撮れば良いとは言えませんが、
撮ったのが、苔?、ヒバ? 地衣類? 無知な為に少しの時間では名前調べられないです。

大まかな事を知っていないと分類も大変です。
苔は胞子植物で、
胞子植物は、維管束[いかんそく](吸い上げた水や養分を運ぶ内部組織)があるシダ植物と、
維管束がないコケ植物に分けられます。

苔の見分け方として、苔類、蘚類、ツノゴケ類の大別されてたようですが、
2006年頃からコケ植物の分類方法は再検討され、蘚類は「マゴケ植物門」、
苔類は「ゼニゴケ植物門」、ツノゴケ類は「ツノゴケ植物門」と呼ばれるようになりました。
しかし、今でも 苔類、蘚類、ツノゴケ類と呼ばれていることが多いです。
苔植物は、水辺や建物のかげや路地裏に生息する。
からだの表面から水分を取り入れる。
そのため維管束がない。根・茎・葉のつくりもない。
コケ植物には根はありません、ただし仮根と呼ばれる部分があります。

マゴケ植物門(旧蘚類)
苔盆栽、苔玉などで使用される見た目の美しい苔は、ほとんどがこのマゴケ植物門です。 
代表的な苔は、スギゴケ、ヒノキゴケ、ホソバオキナゴケ、タマゴケ、ハイゴケなどがあり、
世日本に約1100種が確認されています。

ネジクチゴケ
センボンゴケ科ネジクチゴケ属、
これも胞子?              ?       
ハマキゴケ?              ナガハノチジレゴケ?
ハイゴケ?

ギンゴケ?


ゼニゴケ植物門(旧苔類)
ゼニゴケやジャゴケが代表的な苔としてよく挙げられます。そのため、
見た目は葉状体[ようじょうたい](草体が葉と茎に分かれていないもの)で、
ベタッとした平たい葉のイメージが強いかもしれません。
代表的な苔は、ゼニゴケ、ジャゴケ、ムチゴケ、ウロコゴケなどがあり、
日本に約600種が確認されています。
ゼニゴケ
ゼニゴケ科ゼニゴケ属の植物である。ただし、ゼニゴケ科のもの全体をよぶ総称として、
あるいは類似の構造をもつ苔類の総称としても用いられる。
ゼニゴケ類は地面に深く張り付いて広がり、見栄えが良くないため、雑草として嫌われることも多く、
非常に除去しにくい。
平たい葉状体(=葉と茎の区別がない)を広げ、折り重なるようにして地面に広がります。 
特徴的なのは葉状体につけるカップ状の無性芽器。

雄株、雌株があり、左の写真は雌株、  右は以前の写真ですが、雄株


▼?

ツノゴケ植物門(旧ツノゴケ類)
苔盆栽に使用されることはまず無く、園芸店などでも売っていません。
胞子体が角[つの]のように生えるという、決定的な特徴がありますが、
胞子体が生えていないときの見た目はベタッとした葉状体であり、
葉状体のゼニゴケ植物門のような見た目をしているため、見分けるのが難しい
ようです。 

該当する写真は今のところ持ち合わせていません。


コケ植物ではないのに「コケ」と名のつく植物や菌類が数多く存在します。

地衣類
○○ゴケという名のものが多く、見た目も苔によく似ていますが、苔ではなく菌類の仲間です。
 
ヒメジョウゴゴケ
ハナゴケ科  
小さく低いですが、この世とも思えないほどの風景になります。
よく見る地衣類
ハイゴケと地衣類

クラマゴケの仲間
イワヒバ科イワヒバ属、
正直言ってあまり良く名前分かりません、(胞子嚢穂と側枝の区別、葉の粗密、胞子が熟す時期等)
 
コンテリクラマゴケ          ▼ヒメクラマゴケ

例の如く上記に記載した名前は責任を持てませんので信用しないで下さい。
後日に見直すつもりです。
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