イネ科の植物の名前は姿形が似ていて厄介です。
カモジグサ、イヌムギ、ネズミムギ、スズメノチャヒキ等難しいです。
もし間違っていましたらご教示お願い致します。
▼カモガヤ(鴨茅) 英名:オーチャードグラス
イネ科カモガヤ属、多年草、ユーラシア原産、花期:5月~7月、
高さ50~150cmになり、短い根茎をもち、株立ちとなります。
茎の上部に長さ8~30cmの円錐花序を出し、枝の片側に小穂を多数密につけます。
小穂は長さ0.5~1cmほどの楕円形で、数個の小花からなります。
小穂は長さ0.5~1cmほどの楕円形で、数個の小花からなります。
花粉が飛ぶため、スギのシーズン後に起こる花粉症の原因としても知られる。
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セイバンモロコシと思いましたが、これもカモガヤ?
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▼イヌムギ(犬麦)
イネ科スズメノチャヒキ属、多年草、南米原産、花期:5月~8月、
乾燥した草地、道端や荒れ地などに生える帰化植物。茎は3-4本束成し、高さは40-100cm。
茎先に10-25cmの円錐花序をだす。小穂は緑色で光沢があり、長さ2-3cmの偏平な披針形。
和名のイヌムギは麦に似ているが穀物としては役に立たないのでこの名がついた
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▼カラスムギ(烏麦)
イネ科カラスムギ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~7月、
路傍や荒廃地に生育し、散生またはやや群生する。. 茎は中空、直立・叢生する。. 高さ60〜80cm。
強い繁殖力が特徴で、迷惑な雑草としての一面もあります。
特徴は、小穂(稲穂のような部分)と呼ばれる部分です。
茎から垂れ下がり、長い芒(のぎ)のある、細い釣鐘のような形をした小穂を持ちます。
小穂は長楕円形、長さ20〜25mm、2〜3個の小花からなる。苞穎は大きく、長さ20〜23mm。
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▼スズメノチャヒキ(雀の茶挽)
イネ科スズメノチャヒキ属、1年草、花期:6月~7月、
散生またはやや群生する。全体に軟毛が多い。茎の高さ30〜60cm。
円錐花序は一方に傾き長さ10〜25cm、枝は細く4〜6個半輪生し、小穂を下垂してつける。
小穂は扁平、長さ2〜3cm、6〜10小花からなる。
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▼セイバンモロコシ 別名:ジョンソングラス
イネ科モロコシ属、多年草、アフリカ原産、花期:8月~10月、
ススキに似た植物で空き地や草原、河川敷や道端に生えるいわゆる雑草です。
外来種で、在来種のススキやヨシ、農作物などの成長を脅かす強害雑草です。
いつもセイバンモロコシを撮っている場所は既に綺麗に刈り取られていました。
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▼ネズミムギ(鼠麦) 別名:イタリアン・ライグラス
イネ科ネズミムギ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:7月~8月、
ネズミがつく植物は役に立たない種類が多く、ネズミムギも食べられないことが名前の由来です。
花序の軸はざらつきます。 外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
枝を出さずに小穂を直接つけます。小穂の数は15~25個で左右交互に互生し、
穂は長いです。小穂の形状は扁平で芒(のぎ:殻などに生える針状の毛)がある。
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▼カモジグサ(髢草 )
イネ科エゾムギ属、花期:5月~7月、
道端でごく普通に見られる。大きめの小穂をつけた細い穂がたれ、また小穂に長い芒が出るのが目立つ。
高さ40~100cm、 穂状花序で、曲がって垂れ下がる。
花穂は、10~20個の小穂が2列につき紫色を帯びる。(緑色のものもある。)
小穂は、イヌムギの小穂に長い芒がついているような感じで、中軸からばらける。
和名のかもじ草は、女の子が若い葉を集めて揉み、女の雛人形を作ったことによるとしている。
また、子供がこの株を取り、かもじ(付け毛)を作って遊んだことからともいわれている。
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▼スズメノテッポウ(雀の鉄砲)
イネ科スズメノテッポウ属、 越年草、 花期:4月~6月、
名前のスズメは”小さい”ことを表し、鉄砲は花穂(かすい)の形状から。
より大型な近似種にカラスノテッポウ(烏の鉄砲)なるものがある、
カラスノテッポウはカラスビシャク(烏柄杓)の異名。
草丈は30cm〜40cmほどで、茎が横に這って増えていくので密集したように生えます。
やや乾き気味な畑などに生える小型なものをノハラスズメノテッポウ(野原雀の鉄砲)と呼び分けることがある。
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▼クサヨシ(草葦)
イネ科クサヨシ属、多年草、花期:5月~6月、
水辺や湿地に長い根茎を伸ばし群生する。
茎は高さ70〜180cm、 葉は長さ20〜25cm、幅8〜25mm、広線形。
花序は複総状で直立し、小穂は密集し、淡紫褐色をおび光沢はなく、長さ5〜10cm。
小穂は卵形で長さ4〜5mm。苞穎は広披針形で同形。
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▼コバンソウ(小判草)
イネ科コバンソウ属、1年草、花期:5月~6月、
花序は幅の広い円錐形をして、繊細な枝先に4〜7個の小穂をつけ下垂する。
小穂は長さ約2cm 。
小判に似た形の小穂をつけることから名付けられた 。
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イネ科コバンソウ属、1年草、花期:5月~6月、
花序は幅の広い円錐形をして、繊細な枝先に4〜7個の小穂をつけ下垂する。
小穂は長さ約2cm 。
小判に似た形の小穂をつけることから名付けられた 。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ca/6c12b08e1e870693c109a28f7d0210af.jpg)
▼カニツリグサ
イネ科カニツリグサ属、多年草、花期:5月~6月、
先に長さ10~20センチで先の垂れる細い円錐花序を立て、 長さ6~8ミリの小穂をつける。
小穂は長くて外側に反る芒をもち、 光沢があって、熟すと黄褐色になる。
カモジグサ に似ているが、全体に柔らかく、花序が細く、 花穂は毛が多くて黄褐色になる点が異なる。
カモジグサ に似ているが、全体に柔らかく、花序が細く、 花穂は毛が多くて黄褐色になる点が異なる。
軟弱なイネ科植物。初夏に穂を出す。よじれたような芒が特徴。
名前の由来は蟹釣り草で、子どもの遊びにこの草の茎をカニの穴に入れて釣り出す、というのがあったことによる。
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写真の写りはイマイチですが芒(のぎ)が兎に角長いので載せてみました。
繰り返しになりますが、イネ科の植物の名前難しいので、間違いは教えて下さい。
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