まだ梅雨入り直前ですが、梅雨時の彩りの主役はアジサイです。
家の庭やその周りに色々な種類のアジサイが見ることができます。
アジサイは酸性土だと花色が青色に、アルカリ性だと赤色に変わる傾向はあり、
家周りのアジサイは青色ばかりで、赤色だったのがいつの間にか青色に変わってしまった。
アジサイ(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、*ユキノシタ科で分類することも。
アジサイ(ホンアジサイ)は原種のガクアジサイから日本で改良した品種。
セイヨウアジサイの原産地は日本でヨーロッパで品種改良された品種です。
大きく分ければガクアジサイとセイヨウアジサイの2種類になります。
(日本産まれとヨーロッパ産まれ)
額咲きは、花の真ん中につぶつぶ見たいなのがあるものです。
ちなみに小さなつぶつぶが花で、花のような形をしているのがガク(萼 )です。
てまり咲きは全体がブーケみたいな形になってます。
ボリューム感があってとっても存在感がありすね。
ガクアジサイ(額紫陽花)
椀状の花序の周辺だけが装飾花で額縁のように見えます。
小さな花をガクが額縁のように囲んで咲く姿から、ガクアジサイと呼ばれるようになったと言われたり、
ガク(萼 )が目立つので、ガクアジサイと名付けられたなどと言われています。
葉は対生し、厚く光沢があり、淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲は鋸歯状。
となっていますが、このアジサイ葉が異常にギザギザが大きいと思いませんか?
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左:上のアジサイの葉の鋸歯、 右:普通のアジサイの葉の鋸歯
スミダノハナビ(墨田の花火)
ガクアジサイの園芸品種です。
装飾花は中心の花よりも大きく、八重に咲き軸が少し長いため、
まるで花火が打ちあがり開いたように見えます。
まるで花火が打ちあがり開いたように見えます。
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中心のほうに小さな花が集まっていますが、これが「真花」
アジサイのほんとうの花です。
真花はちゃんと雄しべと雌しべがある 両性花 で種ができます。
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装飾花は、咲いても雄しべや雌しべがなかったりする 中性花 で、
基本的に種ができません。
4枚のガク片の中心にポツンと小さく見えるのが、中性花です。
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気象庁のあじさい開花日は、標本木(各地の気象台の敷地などにある開花の基準となる木)の
真花が2~3輪咲いた日のことをさします。
セイヨウアジサイ
手まり型のような花が多く、色彩鮮やかでゴージャスな印象が特徴的な品種です。
日本古来の品種と分けるために、属名の「ハイドランジア」や「西洋あじさい」と呼ばれることもあります。
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アナベル:
北アメリカ東部に自生するアメリカノリノキの変種をオランダで品種化したアジサイです。
分枝した茎の頂部に半球状の花序を出し、小さな花(装飾花)を多数咲かせます。
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手毬(てまり)咲きの「アジサイ」(本アジサイ)。
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山側にあり種類は良く分かりません。
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これも名前が良く分からずとしてましたが、どうもこれがダンスパーティーの
ようです。最初はピンク色でしたが、今はこの通りブルーです。
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ヤマアジサイ:主に太平洋側の福島県から四国・九州に分布しています。
半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育しています。このことから別名のサワアジサイの名前がつきました。
ガクアジサイよりは、葉、花共に小型になります。
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ヤマアジサイ伊予獅子手まり
以前に咲き始めの白い花の時に投稿しましたが、今はすべてブルーになっています。
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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)
葉の形がカシワに似ていることが、和名の由来。
花は円錐状あるいはピラミッド型に付く独自の形状をしており、5月〜7月に真っ白い花を付ける。
八重咲きと一重咲きがある。
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いつもの通りにアジサイに詳しい訳ではないので、もし間違いがありましたらご教示願います。
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