花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

これでもアジサイ?葉がギザギザです、家周りのアジサイは青色ばかりです。

2021-06-14 | 花木の写真
まだ梅雨入り直前ですが、梅雨時の彩りの主役はアジサイです。
家の庭やその周りに色々な種類のアジサイが見ることができます。
アジサイは酸性土だと花色が青色に、アルカリ性だと赤色に変わる傾向はあり、
家周りのアジサイは青色ばかりで、赤色だったのがいつの間にか青色に変わってしまった。

アジサイ(紫陽花)
アジサイ科アジサイ属、落葉低木、花期:5月~7月、*ユキノシタ科で分類することも。
アジサイ(ホンアジサイ)は原種のガクアジサイから日本で改良した品種。
セイヨウアジサイの原産地は日本でヨーロッパで品種改良された品種です。
大きく分ければガクアジサイセイヨウアジサイの2種類になります。
(日本産まれとヨーロッパ産まれ)

額咲きは、花の真ん中につぶつぶ見たいなのがあるものです。
ちなみに小さなつぶつぶが花で、花のような形をしているのがガク(萼 )です。

てまり咲きは全体がブーケみたいな形になってます。
ボリューム感があってとっても存在感がありすね。

ガクアジサイ(額紫陽花)
椀状の花序の周辺だけが装飾花で額縁のように見えます。
小さな花をガクが額縁のように囲んで咲く姿から、ガクアジサイと呼ばれるようになったと言われたり、
ガク(萼 )が目立つので、ガクアジサイと名付けられたなどと言われています。

葉は対生し、厚く光沢があり、淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲は鋸歯状。
となっていますが、このアジサイ葉が異常にギザギザが大きいと思いませんか?

 
左:上のアジサイの葉の鋸歯、      右:普通のアジサイの葉の鋸歯

 スミダノハナビ(墨田の花火)
ガクアジサイの園芸品種です。
装飾花は中心の花よりも大きく、八重に咲き軸が少し長いため、
まるで花火が打ちあがり開いたように見えます。 
*

中心のほうに小さな花が集まっていますが、これが「真花」
アジサイのほんとうの花です。
真花はちゃんと雄しべと雌しべがある 両性花 で種ができます。
装飾花は、咲いても雄しべや雌しべがなかったりする 中性花 で、
基本的に種ができません。
4枚のガク片の中心にポツンと小さく見えるのが、中性花です。
気象庁のあじさい開花日は、標本木(各地の気象台の敷地などにある開花の基準となる木)の
真花が2~3輪咲いた日のことをさします。

セイヨウアジサイ
手まり型のような花が多く、色彩鮮やかでゴージャスな印象が特徴的な品種です。
日本古来の品種と分けるために、属名の「ハイドランジア」や「西洋あじさい」と呼ばれることもあります。
 

アナベル:
北アメリカ東部に自生するアメリカノリノキの変種をオランダで品種化したアジサイです。
分枝した茎の頂部に半球状の花序を出し、小さな花(装飾花)を多数咲かせます。
 
 
手毬(てまり)咲きの「アジサイ」(本アジサイ)。                              
 
山側にあり種類は良く分かりません。

これも名前が良く分からずとしてましたが、どうもこれがダンスパーティーの
ようです。最初はピンク色でしたが、今はこの通りブルーです。


ヤマアジサイ:主に太平洋側の福島県から四国・九州に分布しています。
半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育しています。このことから別名のサワアジサイの名前がつきました。
ガクアジサイよりは、葉、花共に小型になります。


 ヤマアジサイ伊予獅子手まり
以前に咲き始めの白い花の時に投稿しましたが、今はすべてブルーになっています。

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)
葉の形がカシワに似ていることが、和名の由来。
花は円錐状あるいはピラミッド型に付く独自の形状をしており、5月〜7月に真っ白い花を付ける。
八重咲きと一重咲きがある。
 

いつもの通りにアジサイに詳しい訳ではないので、もし間違いがありましたらご教示願います。
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タチアオイは今花盛りです、アオイ科の花、ゼニアオイ、オクラ、他

2021-06-11 | 花の写真
今の時期は何処に行ってもタチアオイが見頃を迎え初めています。
平凡な組合せですが、散歩中に撮ったものを選んでみました。

タチアオイ(立葵)   別名:ホリホック、ツユアオイ
アオイ科ビロードアオイ属、東ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。
草丈は1~3mで茎は直立する。花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。
梅雨入りの頃咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる。(別名ツユアオイの名の由来)
                     
    

ゼニアオイ(銭葵)
アオイ科ゼニアオイ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~8月、
江戸時代に渡来し、観賞用によく植えられているほか、野生化しているものもある。
全体にほぼ無毛で、高さは60〜90cm。葉は掌状に浅く5〜7裂する。
花は淡紫色で濃紫色のすじがあり、直径約3.5cm。
よく似た花にウスベニアオイがあるが、見分けが難しく、ゼニアオイは茎が一般的に無毛で、
葉が大きくほぼ円形で切れ込みが浅い。  
  
 

オクラ(秋葵)
アオイ科トロロアオイ属、野菜、アフリカ北東部原産、花期:夏~秋、
野菜のオクラの花。薄黄色の花弁が重なって基部の近くが赤黒い。
原産地や熱帯では多年草で、何年も繰り返し果実をつけるが、日本では越冬できないため一年草である。

マルバストラム
アオイ科エノキアオイ(マルバストラム)属、多年草、アルゼンチン原産、花期:5月~7月、
パステル調のやさしい花色で、中心部のカップ状のところは黄色、
そのまわりにローズ色の蛇の目模様がくっきりと入ります。

チロリアンランプ   別名:ウキツリボク(浮釣木)、
アオイ科アブチロン属、つる性低木、ブラジル原産、花期:3月~9月、
赤い小さなちょうちんのような花が枝につり下がって咲く姿が印象的です。
暑い国が原産ですが、日本の風土にもあっていてどこにでも、いつでも見られる。

アオイ科と言えば、ハイビスカス、フヨウ等が思い出されますが、
過去にも投稿してますが、機会を見ていずれ又、投稿するつもりです。
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木の実が熟して食べられますが、ヒメコウゾ、クワ、モミジイチゴ、ナツグミ、

2021-06-10 | 草木の実
暑さに気を付けて、近所を歩いてきました。
ヒメコウゾの実があちこちになっていました。思わず手を出してみましたが、

ヒメコウゾ(姫楮)
クワ科コウゾ属、落葉低木、花期:4月~5月、雌雄同株。
和紙の原料として知られるコウゾは本種とカジノキの雑種とされるが自然界では
両者の中間種もあり、コウゾとヒメコウゾを区別せずに扱うことが多い。
その違いは、葉柄の長さがコウゾは1cm以上、本種は1cm以下と短い。
コウゾは雌雄異株。
新枝の基部の葉腋に雄花序、上部の葉腋に雌花序をつける。
葉は縁にギザギザがあり、先端は尖る。  時折、こうした形の葉も現れる(若い葉?)
 
雌花:イソギンチャクのような形(黒いのは雄花の蕾)雄花

食べられるので食してみます、それなりに甘さがありますが、
毛なのか種なのか口に何か残る感じがして、
人により好き嫌いは分かれるでしょう、あまり私は食べたくなかったです。

クワ(桑)      別名:ヤマグワ、マルベリー
ワ(桑)は、クワ科クワ属の総称。落葉低木または高木、花期:4月~5月
カイコの餌としてクワが栽培されていたので、この辺りで多くの木がある。
桑の実は、成りはじめは白く、徐々に赤くなり、完全に熟すと赤黒くなります。
果実はラズベリーなどと同じように小さな粒が集まって1個の果実になっていて、
真ん中の軸は果実の先近くまで中心を貫いてます。
葉っぱは縁にギザギザがあり、木にたくさん付いています。

 
4月から5月頃に花を咲かせて実を付け始めます。6月初旬から下旬にかけて桑の実が熟し、
赤黒くなれば食べ頃です。桑の実は甘みと酸味のバランスが良く、そのままでも美味しく食べることができます。
美味しいだけでなく、ビタミン類やカルシウム、カリウムなどの栄養素を豊富に含むスーパーフードです。 
近所ではもう盛りは過ぎて下に実が落ちていますが、手で摘んで食べると手が赤く汚れます、
この時期、マスクをしてるので触ると色が付くかもしれません。

モミジイチゴ(紅葉苺)   別名:キイチゴ
バラ科キイチゴ属、落葉低木、花期:4月~5月
花は下を向いて開き、しばしばとげがある。
5弁花で径3cm程の白色。 果実は球形で橙黄色に熟し味が良い。
これは摘んで食べると甘くて一番好きですね。

ナツグミ(夏茱萸)
グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、6月頃に赤く果実が熟す。
名は、夏に実が熟す、トゲのある木の実の説がある。
花後に半透明のつやつやした楕円形の赤い実をつけます。
 この実は食用にもなり、酸味の強い味わいが特徴です。

生ではなかなか酸っぱいので食べにくいです。

木も実がなって食べることが出来るのは嬉しいですね。
庭の木で、ナツグミは特に食べませんが、
先日青梅を取って、ハチミツ漬け、梅シロップ、梅ジャムを作ってもらいました。
サンショウの実は、サンショウのチリメンジャコ煮とサンショウの実の佃煮。
これからは、ビワも黄色く色づいてきましたが、ほとんどが野鳥の餌ですね。
ブルーベリーの収穫が楽しみです。
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昆虫観察、カメムシ目編、ヨコズナサシガメ、エビロカメムシ、ツチカメムシ、他

2021-06-09 | 昆虫
昆虫観察、3連ちゃんです。(ハチ目、甲虫目、カメムシ目へ)
1昨年に倒れてからは、暑くて歩こうとの気力も出て来ません。
ただただ、家の周りをうろついているだけです。

<カメムシ目>
ヨコヅナサシガメ
サシガメ科モンシロサシガメ亜科、大きさ 16-24mm、時期 4-7月、肉食性、
光沢のある黒色で、腹部側面が広く張り出し、
張り出した部分が黒白の縞模様になった大きなカメムシ。

クサギカメムシ
カメムシ科カメムシ亜科、大きさ 16mm前後、時 期 4-11月、
細かいまだら模様のある暗褐色のカメムシ。


エビイロカメムシ
カメムシ科エビイロカメムシ亜科、大きさ 14-19mm、時 期 5-10月、
全体に黄褐色から赤褐色の淡い色をしています。
頭部が三角形で先が尖った特徴的な姿をしています。
触角の先っぽは黒く褐色しています。

ホオズキカメムシ
ヘリカメムシ科ヘリカメムシ亜科、大きさ 14-17mm、時 期 4-11月、
濃茶色で、腹部側面に縞模様があるカメムシ。体表面に細かい短毛がはえている。 
ホオズキやヒルガオ科の植物上で見られる。サツマイモ、トマト、ナスなども食害する。


クロナガヒラタカメムシ
カメムシ科オオヒラタカメムシ亜科、大きさ 9mm前後、時 期 5-9月、
光沢のない黒いヒラタカメムシ。

ツチカメムシ
ツチカメムシ科ツチカメムシ亜科、大きさ 7-10mm、時 期 5-10月、
光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色のカメムシ。
地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁を吸う。地中に潜って植物の根の汁も吸う。


マルウンカ
マルウンカ科マルウン亜科、大きさ (翅端まで)5.5-6mm、時 期 5-8月、
円形で、褐色地に白紋があり、まるでテントウムシのように見えるウンカの仲間。
体色には個体変異があり、全身が黒褐色のものもいる。

昆虫と言えば、ファーブルの「昆虫記」があります。
そのファーブルの言葉に、(ファーブル:1823~1915,フランスの昆虫学者)
1分間さえ休む暇のないときほど、私にとって幸せなことはない。
働くこと、これだけが私の生きがいです。

昆虫記の第一巻がでたのは、56歳の時です。
1910年までに計十巻が発刊されましたが36年かかっています。
彼は48歳で教職を辞し、一生はことごとく研究のために費やされ、
昆虫記の発刊後も、売れ行きさほど芳しくなく経済的困窮は続いていた。
ファーブルに同情した人が、この偉大な人が貧しい生活を強いられていると、
悲惨な状況を告発し、フランス政府は、援助の手を差し伸べるべきと新聞で主張、
この記事で、各国からファーブル邸に寄付が贈られたが、
「私は人から施しを受けるほど落ちぶれていない」と言って、寄付を全て差出人に
送り返し、差出人不明のものは貧しい人に分け与えてしまったとのエピソードも残っている。      (歴史人物 ちょっといい話 PHP研究所)
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昆虫観察、甲虫目編、ハナムグリ、ゴマフカミキリ、ハラグロオオテントウ、他

2021-06-08 | 昆虫
前日のハチ目に続いて、本日は甲虫目としました。
名前が特定出来ていないのは端折りました。

クロハナムグリ
コガネムシ科ハナムグリ亜科、大きさ 11-14mm、時 期 5-8月、
全身が黒色で、前翅の中央部に線状になった茶白色紋があるハナムグリ。
成虫は花に集まって花粉を食べる。

コアオハナムグリ
コガネムシ科コフキコガネ亜科、大きさ 10-14mm、時 期 5-10月
緑色~銅色の体に、白点を散りばめた小さなハナムグリ。
体には、うぶげ状の細かい毛がたくさんはえている。
林の周辺や原っぱで普通に見られ、個体数も多い。
ヒメジョオンなどの白っぽい花のまわりを盛んに飛び回って花粉を食べる。


アシナガコガネ
 コガネムシ科コフキコガネ亜科、大きさ 5.5-8.5mm, 時 期 4-7月
名前の通り体に対して後脚が異常に長いコガネムシで日本特産では本州、四国、九州に分布、
体色は光沢のある淡緑黄色で緑色を帯びた個体も多いですが個体変異も多くなっています。


ゴマフカミキリ
カミキリムシ科フトカミキリ亜科、大きさ 10-15mm、時 期 4-10月、


ジョウカイボン
ジョウカイボン科ジョウカイボン亜科、大きさ 14-18mm、時 期 4-8月、
触角が長く、スマートな体型の、茶色っぽい甲虫。一見、カミキリムシの仲間に似ている。
林の周辺や草原など、いろいろな場所で見られ、個体数も多い普通種。人家周辺にもやって来る。

▼??ゴミムシの仲間
似たのが多く調査中
 

▼アカハネムシの仲間?
アカハナカミキリに似ているが違い、胸に赤みありオニアカネナムシ要調査。


シロコブゾウムシ
ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科、大きさ 13-17mm、時 期 4-8月、
上翅にコブ状の隆起を持つ、灰褐色のゾウムシ(体は黒色だが、灰色や黄褐色、灰白色の鱗片で全身がおおわれている)。
 

ハラグロオオテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 11-12mm、時 期 5-6月、
明るい橙色で、小さな黒紋がある大型のテントウムシ。
前胸の黒紋は1対で、上翅の黒紋は、1-3-3に配列される。
上翅は中央部が高く盛りあがっている。腹側から見ると、胸部と腹部中央が黒い。
一瞬見た時、馬鹿でかいテントウムシと思ってしまう。普通のテントウムシの2倍位。
ナミテントウ
テントウムシ科テントウムシ亜科、大きさ 4.7-8.2mm、時 期 3-11月、
 赤地に細かい黒紋」「黒地に大きな赤紋」「全体が黄赤色」など、
模様にいろいろなバリエーションがあるテントウムシ。
大きさはナナホシテントウとほぼ同じ。


これも最初はテントウムシの種類と思ってしまうが、
カメムシ目マルウンカ科のマルウンカで丸いウンカの仲間でした。
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昆虫観察、ハチ目、ハエ目(アブのみ) コマルハナバチ、ナミハナアブ、キアシナガバチ、他

2021-06-07 | 昆虫
花の観察もややマンネリ感があるので、虫さん達と向き合う方が多くなっています。
今回は、ハチ目中心にハエ目のアブの仲間を加えて投稿します。
大雑把には、ハエ目の中でハチに似せているものがアブ(触覚は短い)になります。

コマルハナバチ(♂)
ハチ目ミチバチ科、 大きさ:働き蜂8-16mm ♂11-15mm♀16-22mm、時期 3-8月
オスは、淡黄褐色の毛で覆われ、腹端にオレンジ色の毛がある。
メスは、黒色で腹端がオレンジ色。
メスは春から活動し、巣は梅雨前に解散する。オスは、梅雨ごろに見られる。

▼ニホンミツバチ(トウヨウミツバチ) 
ハち目ミツバチ科、大きさ 働き蜂 13mm前後、時 期 3-11月、
暗茶褐色で、腹部に縞模様がある。セイヨウミツバチより全体に黒っぽく、
腹部上部はオレンジ色にならない(セイヨウミツバチはオレンジ色)。
*当初ビロードツリアブとしてましたが、触覚の長さと、足の太さや花粉をつけている
ことからニホンミツバチに訂正した。

ナミハナアブ
ハエ目ハナアブ科、大きさ 14-16mm、時 期 3-11月
腹部に赤黄色の縞模様があるアブ。胸部は褐色。 各地に普通に見られ、花によく来る。
 

ホソヒラタアブ
ハエ目ハナアブ科、大きさ 8-11mm、時 期 3-11月
腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。
 
追加

オオカバフスジドロバチ 
ハチ目ドロバチ科 、大きさ 18mm前後、時 期 6-9月
全体が黒色で強く点刻され、頭楯(とうじゅん)が橙黄色く、腹部に2本の橙黄色い横帯をもちます。
 

キンケハラナガツチバチ
ハチ目ツチバチ科、♂16-23、♀17-27mm、時 期 5-10月
 

キアシナガバチ
ハチ目スズメバチ科アシナガバチ亜科、大きさ 20-26mm、時 期 4-10月、
大型のアシナガバチ。体は黒色で黄色の紋が発達している。脚にもはっきりした黄色部分がある。
 

コアシナガバチ
ハチ目スズメバチ科、大きさ 11-17mm、時 期 4-10月、
アシナガバチ亜科の仲間は見た目は似ているが、決めたのは、
・背中の上に模様がない 、
・背中の後ろ側にも明瞭な帯がある、キボシアシナガバチやセグロアシナガバチには無い
・腹部に黄色い斑紋が入る

ヒゲナガハバチ
ハチ目ハバチ科、大きさ 13-15mm、時 期 4-6月、
ハバチは昆虫の中ではあまりなじみのない昆虫である。

以下余り情報が無く、実力が無くので名前を特定するまで至っていませんがお許し下さい。
▼オスグロハバチ? コウカアブ?   ▼ニホンカブラハバチ? ハバチ科
 
 
▼??サキグロムシヒキ  ハエ目ムシヒキアブ科
胸部は灰褐色、腹部は黄褐色で、腹端(=交尾器)が黒くなったムシヒキアブ。

いつまでもあると思うな体力と気力、
人間75歳を過ぎれば、体の不調が出て不機嫌になることが多くなります、
日常生活の中で小さな喜びがあれば、その時は幸福感が感じられます、
身近でも今まで見たことがない虫に出合っても嬉しくなります。
今回のコマルハナバチとの出合いもその一つでした。
小さな喜びを重ねる為にも、昆虫観察もこれからも続けていくようですね。
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庭の花(6月)ホタルブクロ、スイセンノウ、コクリュウ、ペンタス、他

2021-06-05 | 自宅の花
草は取っても直ぐに藪となってしまいます。
とても管理しているとは言い難いですが、知らないうちに色々と咲いています。
野草、園芸種まちまちで、何でも良いのです。

ホタルブクロ(蛍袋)
キキョウ科ホタルブクロ属、多年草、花期:6月~7月、
釣り鐘形のかわいい花が特徴で、種類が豊富にあります。
丈夫で育てやすく生命力が強い植物です。あちこちに咲き始めています。

リクニス・コロナリア  別名:スイセンノウ(酔仙翁)、フランネルソウ
等、
ナデシコ科センノウ属、多年草、欧州南東部原産、花期:5月~7月、
白い綿毛に覆われた、柔らかくて厚みのある葉が特徴です。
花色は濃いローズのものがポピュラーで、花弁にもビロードのような質感があります。
品種に白花や桃花があるほか、個体によっても花色の濃淡に幅が見られます。

ペルシカリア’レッドドラゴン’
タデ科ペルシカリア属、多年草、東アジア原産、花期:6月~10月、
レッドドラゴンは中国の森林や草地に自生するペルシカリア・ミクロセフェラの園芸品種。
カラーリーフ。茎は直立してよく分枝し、高さ20-50cm。葉は互生し、
葉身は長さ5-15cmの長三角形。葉は光沢がありV字形の赤紫色の模様が入る。
カラーリーフを楽しむものです。これからもう少し赤くなります。 

ペンステモン スモーリー
オオバコ科イワブクロ(ペンステモン)属、多年草、花期:6月~7月、
花の外側がパープルライラック、内側が白のツートンカラー
花立ちよく真っ直ぐ伸びる花茎をたくさん立ち上げる 。
安く買った株が最初は沢山の花を付け、しばらく咲かず今年は1輪のみ咲きでした。(4年目?)

コクリュウ(黒竜)  別名:オオバジャノヒゲ
スズラン(ユリ)科ジャノヒゲ属、耐寒性常緑多年草、花期:6月~8月、
光沢のある黒の葉色が美しいリュウノヒゲの仲間。


ムシトリナデシコ(虫捕り撫子)   別名:コマチソウ、シレネ・アルメリア
ナデシコ科マンテマ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:5月~6月、
茎の頂部に花序を出し、花茎1~1.5㎝程度の花を多数咲かせます。野草です。
花は5枚の花被片を持ち、花被片の先は多くの場合、浅く凹みます。

サルビア・ガラニチカ(流通名メドーセージ)
シソ科アキギリ属、多年草、南米原産、花期:5月~10月、
家の周りのあちこちにあり、ハナアブが花に頭を突っ込んでいるのを良く見る。
茎の上部、または枝先に花序を出し、10数個の花を穂状に咲かせます。
花序は20~25㎝程度の長さになり、花はシソ科やゴマノハグサ科の植物に多く見られる唇形花です。

ペンタス(パニックタワー ピンク)     
アカネ科ペンタス属、多年草(2年草扱い)、花期:6月~11月、
高性で花の中央まで色付く色鮮やかな花が魅力の園芸品種です。
真夏には圧倒的なボリューム感になるようです。

ヒメユリ(姫百合)    英名:スターリリー
ユリ科ユリ属、球根植物、中国、朝鮮半島、日本原産、花期:6月~7月、
他のユリ類と比べると大きさは若干控えめです。 花びら、花粉、雄しべが同色で す。
大きさは径5cm~8cmほどで、星形に開いた花が上向きに付きます

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昆虫観察、チョウ目編、オオスカシバ、スジグロシロチョウ、コミスジ、ヤマトシジミ、他

2021-06-04 | 昆虫
家の周りの草叢を眺めていると色々な昆虫に出合います。
しかし、撮影するとなると、一瞬の動作となります。
*一期一会:一生涯にただ一度会うかどうかわからぬほどの縁。
 出会いを大切にすることのたとえ。 by - 学研 四字熟語辞典
一生に一度だけの機会といえば昆虫にも?
       まさに、一期一会(いちごいちえ)の気持ちです。
今回は、その内からチョウ目を選んでみました。

オオスカシバ
スズメガ科ホウジャク亜科、大きさ (開張)50-70mm、時 期 6-9月
うぐいす色の太い胴体を持ち、透明の翅を素早くはばたかせて直線的に飛ぶスズメガの仲間。
腹部に赤褐色の帯があり、腹端には黒色の毛束をもつ。腹面は白い。
ハチに似せた大型蛾です。



スジグロシロチョウ
シロチョウ科モンシロチョウ亜科、(前翅長)24-35mm、時 期 4-10月、
野原で見られるモンシロチョウによく似たチョウ。スジグロという名のとおり、
モンシロチョウとは翅に黒いすじがあることで見分けられる。

林のまわりや、木が良く茂った公園などではモンシロチョウよりもむしろ多く見られる。

ヤマトスジグロシロチョウ (春型、♀)
シロチョウ科モンシロチョウ亜科、(前翅長)18-32mm、時 期 4-10月、
白色で、前翅表面は翅端部が黒く、黒紋がある。春型は翅脈に沿う黒条が目立つが、夏型は黒条が不明瞭。
スジグロシロチョウによく似ている。
スジグロシロチョウは、翅先端まで線がはっきりしているが、先端がぼけてくる。

コミスジ
タテハチョウ科イチモンジチョウ亜科、22-23mm、開張時:45-55mm、4月‐10月、
濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。はねを開いてとまることが多い。
3つの白い線がある、ミスジチョウ、ホシミスジ等とそっくりですが、細かい模様でこれにした。
 

ヒメウラナミジャノメ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、(前翅長)18-24mm、時 期 4-9月
目玉模様のある薄茶色のチョウ。はねの裏面には細かい波形のもようがある。
後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。モンシロチョウより少し小さい。


ダイミョウセセリ
セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科、(前翅長)15-21mm、時 期 4-10月、
黒地に白帯のあるセセリチョウ。翅を完全に開いてとまることが多い。
地方によって翅のもように違いがあり、東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、
大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。
関東型の為に名前を特定するのに手間取りました。


ベニシジミ
チョウ目シジミチョウ科 大きさ (前翅長)13-19mm 時 期 3-11月
前翅は表裏とも赤地に黒褐色点があり、後翅は表面が黒褐色で、裏面は灰色のシジミチョウ。
春に現れる個体は赤っぽく、夏の個体は黒っぽい。秋には両方のタイプが見られる。


クロヒカゲ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科、(前翅長)23-33mm、時 期 5-9月
雑木林の内部や山道沿いで見られる黒っぽい地味なチョウ。はねの形はスマートで、裏面に目玉模様を持つ。
チョウには珍しく暗いところが好きで、日陰の地面にとまっていることや暗い林内を飛んでいることが多い。
 
クロヒカゲに似たヒカゲチョウがいるが、色がうすく、少しぽってりした雰囲気。
クロヒカゲは、後翅の裏面の暗色のラインが、目玉模様の列に向かって、深く鋭く湾入する。

ヤマトシジミ
シジミチョウ科シジミチョウ亜科、(前翅長)9-16mm、時 期 3-11月
人家周辺で最もよく見られる小さなシジミチョウ。翅の表面はやや光沢のある水色で、
裏面には灰色地に黒い斑紋が散りばめられている。


キアシドクガ
チョウ目ドクガ科で成虫は6月活動(白いモンシロチョウに似た蛾です)
ドクガの名があるが、幼虫、成虫共に毒は無いようです。
21/05/06に”キアシドクガの幼虫の大量発生”を投稿していますが、
残りが蛹から成虫になって、モンシロチョウと間違う位に舞っていました。
 
幼虫(毛虫)から蛹へ、そして羽化(成虫前まで)、


ヒョウモンエダシャク
シャクガ科エダシャク亜科、(開張) 41-50 mm、時 期 6-7月、
灰白色と黄色の地に黒紋が目立つチョウのようなエダシャクの仲間。
前翅は白地に黒斑が横線上に並び、後翅は内横線の外側が鮮やかな黄色。

ホシオビコケガ
ヒトリガ科コケガ亜科、開張 25mm前後、 5-10月、
これまではホシオビコケガ A. altaica と呼ばれていましたが、最近になって、
クシヒゲホシオビコケガと クシナシホシオビコケガ A. takahashii とに分けられました。
(日本蛾類学会発行の機関誌「蛾類通信285号」.2018)。
翅の先端部分の紋の数が少し違うようですが、ここでは良くわからないので問わずです。

キオビベニヒメシャク シャクガ科  ▼??

▼??                ▼マエキホソバ? ヒトリガ科


クワノメイガ  ツトガ科 俗に クワノスムシ (桑 の巣虫)と呼ばれている。

写真は、この位置からでは残念ですが、2度と会えない気がしましたので、

*(お詫び)*
このブログを作成途中のものを間違えて昨日投稿してしまいました。
直ぐにお出で頂いた方には大変申し訳ありませんでした。
削除して投稿しなおしましたので、お詫び申し上げます。
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イネ科の雑草、カモガヤ、カラスムギ、スズメノチャヒキ、ネズミムギ、他

2021-06-02 | 植物
イネ科の植物の名前は姿形が似ていて厄介です。
カモジグサ、イヌムギ、ネズミムギ、スズメノチャヒキ等難しいです。
もし間違っていましたらご教示お願い致します。

カモガヤ(鴨茅)   英名:オーチャードグラス
イネ科カモガヤ属、多年草、ユーラシア原産、花期:5月~7月、
高さ50~150cmになり、短い根茎をもち、株立ちとなります。
茎の上部に長さ8~30cmの円錐花序を出し、枝の片側に小穂を多数密につけます。
小穂は長さ0.5~1cmほどの楕円形で、数個の小花からなります。
花粉が飛ぶため、スギのシーズン後に起こる花粉症の原因としても知られる。
セイバンモロコシと思いましたが、これもカモガヤ?

イヌムギ(犬麦)
イネ科スズメノチャヒキ属、多年草、南米原産、花期:5月~8月、
乾燥した草地、道端や荒れ地などに生える帰化植物。茎は3-4本束成し、高さは40-100cm。 
茎先に10-25cmの円錐花序をだす。小穂は緑色で光沢があり、長さ2-3cmの偏平な披針形。
和名のイヌムギは麦に似ているが穀物としては役に立たないのでこの名がついた
 


カラスムギ(烏麦)
イネ科カラスムギ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~7月、
路傍や荒廃地に生育し、散生またはやや群生する。. 茎は中空、直立・叢生する。. 高さ60〜80cm。
強い繁殖力が特徴で、迷惑な雑草としての一面もあります。  
特徴は、小穂(稲穂のような部分)と呼ばれる部分です。
茎から垂れ下がり、長い芒(のぎ)のある、細い釣鐘のような形をした小穂を持ちます。
小穂は長楕円形、長さ20〜25mm、2〜3個の小花からなる。苞穎は大きく、長さ20〜23mm。  

スズメノチャヒキ(雀の茶挽)
イネ科スズメノチャヒキ属、1年草、花期:6月~7月、
散生またはやや群生する。全体に軟毛が多い。茎の高さ30〜60cm。
円錐花序は一方に傾き長さ10〜25cm、枝は細く4〜6個半輪生し、小穂を下垂してつける。
小穂は扁平、長さ2〜3cm、6〜10小花からなる。


セイバンモロコシ   別名:ジョンソングラス
イネ科モロコシ属、多年草、アフリカ原産、花期:8月~10月、
ススキに似た植物で空き地や草原、河川敷や道端に生えるいわゆる雑草です。
外来種で、在来種のススキやヨシ、農作物などの成長を脅かす強害雑草です。 
いつもセイバンモロコシを撮っている場所は既に綺麗に刈り取られていました。


ネズミムギ(鼠麦)  別名:イタリアン・ライグラス
イネ科ネズミムギ属、越年草、ヨーロッパ原産、花期:7月~8月、
ネズミがつく植物は役に立たない種類が多く、ネズミムギも食べられないことが名前の由来です。 
花序の軸はざらつきます。 外来生物法で要注意外来生物に指定されている。
枝を出さずに小穂を直接つけます。小穂の数は15~25個で左右交互に互生し、
穂は長いです。小穂の形状は扁平で芒(のぎ:殻などに生える針状の毛)がある。


カモジグサ(髢草 )
イネ科エゾムギ属、花期:5月~7月、
道端でごく普通に見られる。大きめの小穂をつけた細い穂がたれ、また小穂に長い芒が出るのが目立つ。
高さ40~100cm、 穂状花序で、曲がって垂れ下がる。
花穂は、10~20個の小穂が2列につき紫色を帯びる。(緑色のものもある。)
小穂は、イヌムギの小穂に長い芒がついているような感じで、中軸からばらける。
和名のかもじ草は、女の子が若い葉を集めて揉み、女の雛人形を作ったことによるとしている。
また、子供がこの株を取り、かもじ(付け毛)を作って遊んだことからともいわれている。


スズメノテッポウ(雀の鉄砲)  
イネ科スズメノテッポウ属、 越年草、 花期:4月~6月、
名前のスズメは”小さい”ことを表し、鉄砲は花穂(かすい)の形状から。
より大型な近似種にカラスノテッポウ(烏の鉄砲)なるものがある、
カラスノテッポウはカラスビシャク(烏柄杓)の異名。
草丈は30cm〜40cmほどで、茎が横に這って増えていくので密集したように生えます。
やや乾き気味な畑などに生える小型なものをノハラスズメノテッポウ(野原雀の鉄砲)と呼び分けることがある。



クサヨシ(草葦)
イネ科クサヨシ属、多年草、花期:5月~6月、
水辺や湿地に長い根茎を伸ばし群生する。
茎は高さ70〜180cm、 葉は長さ20〜25cm、幅8〜25mm、広線形。
花序は複総状で直立し、小穂は密集し、淡紫褐色をおび光沢はなく、長さ5〜10cm。
小穂は卵形で長さ4〜5mm。苞穎は広披針形で同形。  

▼コバンソウ(小判草)
イネ科コバンソウ属、1年草、花期:5月~6月、
花序は幅の広い円錐形をして、繊細な枝先に4〜7個の小穂をつけ下垂する。
小穂は長さ約2cm 。
小判に似た形の小穂をつけることから名付けられた 。

カニツリグサ
イネ科カニツリグサ属、多年草、花期:5月~6月、
先に長さ10~20センチで先の垂れる細い円錐花序を立て、 長さ6~8ミリの小穂をつける。
小穂は長くて外側に反る芒をもち、 光沢があって、熟すと黄褐色になる。
カモジグサ に似ているが、全体に柔らかく、花序が細く、 花穂は毛が多くて黄褐色になる点が異なる。
軟弱なイネ科植物。初夏に穂を出す。よじれたような芒が特徴。
名前の由来は蟹釣り草で、子どもの遊びにこの草の茎をカニの穴に入れて釣り出す、というのがあったことによる。  

写真の写りはイマイチですが芒(のぎ)が兎に角長いので載せてみました。

繰り返しになりますが、イネ科の植物の名前難しいので、間違いは教えて下さい。
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