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18日の散歩 ( 御所往復の夏便りと、考古資料館から )

2016-07-18 15:33:08 | sanpo
 九州から東海まで梅雨明けだそうです。
梅雨が明けたからと言って特別暑くなるわけでもありませんで、京都は昨日より蒸すのがましな様な気がします。
梅雨が明ければ文句なしの夏で、きょうは「海の日」、四日後の22日は「大暑」。
いよいよ 暑さ が本番です。

 どうのこうの言っても梅雨時らしく雨に降られる事が多くて、御所へは足を伸ばしていなかったので、きょうは久しぶりに御所まで歩いて来ました。
三連休の最終日だからか?途中の道路も車は少な目で、人通りも少ない様でした。

 やはり三連休だからか?妙蓮寺では団体の拝観グループに出会いました。
行き掛けの駄賃に寄ったその妙蓮寺からは、槿がトップバッター。

夏本番の強い陽射しが似合う花かと思います。

 妙蓮寺での一番のお目当ては 芙蓉

「紅妙蓮寺」の名札が付いていた花が見ごろになっています。

 庫裏への入り口横では、普通の 芙蓉 も咲き出していました。

ちょっと早めの咲き出しだと思いますが・・・・・・
「紅妙蓮寺」より小振りですが、この色が 芙蓉 らしいですね。

 妙蓮寺から寺之内、上立売と東に歩いて、烏丸通から相国寺へ入って蓮の花を。

何時もの様に放生池の花ではなくて、塔頭「養源院」の庭先にある鉢植えの蓮。
名前は分かりません。

 相国寺を南へ抜けて、今出川御門から御所へ入り乾御門から抜けましたが、途中何も無いので・・・・・

遊歩道脇の草むらに咲いていたヤブランを一枚。
御所での写真が無いので掲載しましたが、アリバイ写真にもなりませんね。

 御所からの帰りは、一条通から黒門通りを上がり、久しぶりに今出川大宮の考古資料館を覗いてきました。
今月9日から「世界遺産を掘る」と題した新しい展示が始まっています。

世界遺産を掘る」とは別口ですが、金閣寺での発掘で出て来た「金銅製相輪 ( 破片 ) 」 ( 巾40㎝ほど ) が展示してありました。
金閣寺に「七重大塔」が立っていたという証拠になる様です。
相国寺や、岡崎に有った法勝寺にも高さ100m程も有る様な高い塔が立っていたそうなので、五重塔も考えると、京都は塔が林立?していたんですね。

 京都でも一部の人しか話題にしない様な金閣寺の「七重大塔」ですが、その相輪破片が思いがけず見られて面白かったです。

 肝心の「世界遺産を掘る」の方は余り変わり映えのしない展示ですが、中から一点。

「不明土製品 ( 室町時代 ) 」と説明書きがあります。
今日的な作家さんの作品と言うなら、理解できなくても「これも有りやな」となりますが、
室町時代に作られたと言うこの土作品は ( 高さ25㎝ほどかな? ) いったい何?
分からないぶん興味をひかれました。
11月27日まで展示してありますので、興味を持たれた方はどうぞ。 ( 入館無料です )

 この後は西陣聖天雨宝院を覗きましたが、何もないので写真も無し。

 以上、梅雨明け18日の散歩は御所往復での夏便りでした。

カメラ DSC-HX400V


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コメント
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