どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

デジャヴ鑑賞

2007年08月19日 14時50分10秒 | DVD・Blu-ray
極力前知識を入れず、それでも評価は高い様でしたし、監督T.スコット、主演D.ワシントンであることを見込んで、Blu-ray一発買いで挑みました(^_^;

結果としては、大変満足できました(^_^) よく練り込まれているストーリーになっていると思います。プロデューサーが、かのハッタリ大風呂敷映画で有名なJ.ブラッカイマーにしてはシブイ作品ですしねぇ(^_^;

ネタバレばかりになってしまいますので、未見の方はご注意を。

最初はよくあるテロを主題にした刑事物サスペンスという感じで始まりますが、中盤いきなりSF作品に突入します(笑) このあたりでついて行けるかどうかで評価は分かれそうです。私的にはOKでした。最先端技術のカタマリとも言うべき"タイムウィンドウ"を使って捜査をしていきます。この表現がよかった。変に安っぽいSFマシンではなく、マルチスクリーンを多用し、現実的に造れそうな雰囲気があります。"ブレードランナー"で一枚の写真に入り込み、ズームし角度を変えて見ていく装置がありましたが、それを発展させたような感じですかね。でも結果的にはタイムマシンだったワケですが。

現在と過去をリンクさせながらのカーチェイスは本作の名シーンになりそうですが、この表現はユニークで、とても楽しめました(^_^)

前半は主人公と同じ、なんだかワケがわからないまま、あれよあれよと話しが進んでいくので、一回観ただけでは把握しきれません。繰り返しみて、伏線を探していきたくなる作品です。