この記事を見て、アニメ業界のベテラン芦田豊雄さんのエッセーを思い起こしました。アニメを仕事にするのは「好き」だからでは不足で「キチガイ」まで行かないと続けていけない…という話しもあります(^_^;
記事には「人件費が安いアジアへの動画制作の外注が進み…」とあるんですが、いつも疑問に思うんです、国内の人件費って高いのか?と。芦田さんも嘆いておられますが、ベテランの域でも時間給にすると500円台ですよ!?(^_^; こんな事って尋常でないと思いますよ。これじゃ馬鹿馬鹿しくて、優秀な人材の大方も離れていってしまいますよ。
国や都が一所懸命に音頭とって、芸大生を騙くらかして(^_^;引っ張ってきても、その先の惨状が見えた途端に止めてしまうとしか思えないです…。空洞化は益々進んで、アニメ業界なんて形骸化していくんでしょうね。
アニメーターの人たち、一度結託してストでもしたほうがいいんじゃないですかね?手塚治虫が確立したTVアニメ制作のシステムを根底から覆す事でもしない限り、この国のアニメ業界に未来が見えてこないと思います。いくら外交に活用しようとも、表層の一部の人々だけが潤うばかりで、現場は相も変わらずの惨状続きでは…。哀しくて見ていられないです。