どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

やっぱりねぇ…

2008年07月01日 20時15分59秒 | デジタルガジェット
国内で電子ブックを推進してきた大手二社が撤退だそうです。最初っからダメダメムードが漂っていたんですよねぇ(^_^; ニワトリ卵の話しになっちゃいますけど、ソフトである書籍の不充実もあるでしょうし、フォーマットも専用みたいですし。それにあんな仰々しい端末を持って読書したいと言う気になれないですよね。

米国ではAmazonの"Kindle"という端末が一定の成功を納めているようですが、ネットの仕組みを活用した利便性と9万冊以上という圧倒的な数がモノを言ったと思います。それに日本はやはりケータイ文化。これで読めれば充分と考えている層が多くを占めているワケです。この現状に対して入り込む余地って無いんじゃないでしょうか…。

個人的にはiPhone・iPod touchに対応したブックリーダーが出てきたら楽しいですね。現実性は充分あると思いますし、AppleならiTSで充実した書籍のラインナップも揃えてくれそう(^_^)

中国と韓国、それぞれのネット事情

2008年07月01日 14時24分08秒 | 話題
今日の新聞、比較するかのようにそれぞれの国のネット事情を特集していて、興味深かかったです。



中国の場合、ネットの拡大によって、それが諸刃の剣となってしまっていて、共産主義・一党独裁である体制と、民衆による言論の自由が鬩ぎ合いをしていて、体制側は火消しに躍起になっているとのこと。近年の中国はイデオロギーに対して矛盾だらけになってしまっていて、パンドラの箱を開けてしまった以上、どうしようもないことだとも思えます。ネット社会そのものが民主化の上に成り立っているモノなワケですし…。



一方韓国においては、行き過ぎの感があるネット事情…というところでしょうか。議論討論が好きで、自己主張にも積極的な国民性にネットが拍車をかけているという。牛肉輸入問題の抗議集会デモの白熱化にも一役買っているみたいですね。火がつき始めるとトンでもなく炎上していってしまう…、まぁ我が国日本もそういった傾向はあるワケですが(^_^; でも何か方向性に違いを感じます。

まぁ中国も韓国も、そして日本も、インターネットを手に入れたことで、この10何年かで大きく変わってしまったことは確かだと思います。これは逆行することもできないですし、清濁併せ飲んで、我々人類は生きていくしかないんでしょうねぇ…。個人的には進化をもたらしてくれるモノと信じたいと思っていますが。