どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

クローバーフィールド、鑑賞

2008年09月07日 13時49分25秒 | DVD・Blu-ray
映画公開前からティーザー広告的手法が話題になった作品です。気にはなっていたものの近隣の映画館で上映しなかったので、あえなくDVD待ちに。前評判に比して、その感想も賛否両論で気持ちもちょっと退き気味でしたが…。

私としては結構楽しめました。簡単に言ってしまえば、ゴジラ+ブレアウィッチなんですけどね(^_^; でも終始人間からの虫の目視点で蹂躙されていく様は今までにない怪獣映画の手法として斬新ですし、映画史に足跡を残す作品なんじゃないかなと。

ただし、ハンディカムで撮った設定のため、最初から最後まで手ぶれの映像が連続しますので、見ていてかなり辛く、酔ってしまいます(^_^; 映画館で観てたら、もっと凄かったでしょうねぇ。

それと、記録ビデオというリアリティを感じるのには、映画館で観るより、テレビで観た方がかえって実感がある作品ではないかとも思いました。これはブレアウィッチでも思った感想です。ビデオ向きな作品ですね。

ここまで徹底しなくても、怪獣映画には人間視点をもっと多く採り入れた方が、恐怖心が高まって良いと思います。巨大な脅威が身に迫ってくるカタルシスが素晴らしいです。

ただ残念なのは、怪獣自体の表現。ちょっと魅力薄な感じがしました。あれがゴジラだったらなぁと妄想してしまいます(^_^;