どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

電子書籍元年、いよいよなのか?

2010年05月21日 15時13分29秒 | 話題
しかし…ここのところのApple社の影響が大きいこと(^_^; まさに黒船来航の勢いですねぇ…。

幕末になぞらえると、このニュースは開国派の大物が動き始めたってところでしょうか?


京極さんクラスの人が、新刊をもって本格的に参入してくれば、影響力が大きいですしね。

紙の本が売れなくなると言うのは、あまりに既成概念に縛り付けられている発想だと思うんですよね。楽曲で言えば、CDが売れなくなると言うのと同じ。要はメディアが変化するだけで、中身として総体的に考えれば、変わらないか、上手くいけば増大する可能性もあると思うんですが。

新聞や雑誌だって同じ事なんだと思います。紙というパッケージが無くなることはない、でも選択肢が増えるだけです。その価値は大きい。

ただ今までの流通の仕組みに影響与える事は大なので、そこに関わる人たちには大変なことだとは思うんですけどね。問屋さん的な立場や、販売店も整理されていくことでしょう。版元と流通の持ちつ持たれつの構造は古くからあり、なかなか割り切れない厳しいものがあるのでしょう。でもこれも時代の流れで仕方のないことなんじゃないかなと…。今はまさに時代の変革期なんですよね。良いとか悪いとかじゃなく。

この国の人たちは自分たちで革命を起こせない。いつも外圧で、仕方なく…消極的に重い腰を持ち上げる(^_^; でも一旦動き始めると迅速に対応、行動していけます。まぁ情けない面でもあるのですが、そこに期待したいですね。