どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

西崎義展氏の死に際して

2010年11月16日 14時33分46秒 | 話題
訃報については、報道された日に知りましたが、何の感慨も湧かない自分に驚いていました(^_^;


"ヤマト"と名付けた船に乗り、そこから転落して死亡。あまりに"らしい"死に、不謹慎ながらも吹きそうになってしまったり…。

勿論あの超名作"宇宙戦艦ヤマト"の産みの親であり、日本のアニメ界に大きな足跡を残した巨人であることは間違いないのですが、なぜか氏に対しての思い入れがない。何もない。逆に悪い印象しか残っていない。

ガンダムが脚光を浴び始めたころだったか、一通の手紙が届いた記憶があります。そこには確か「ヤマトのファンの皆さん、最近ガンダムと比較してアレコレ言う人がいますが、ヤマトをこれからも応援してください」みたいな事が書かれていました。どうしてこんな手紙が自分のところへも来たのか、その経緯も憶えていないんですが、何だか凄く嫌な気分になりましたねぇ(^_^;

ヤマトは、最初のTVシリーズと映画版「さらば、宇宙戦艦ヤマト」までは名作と言って良いと今でも思いますが、その後の展開は噴飯モノとしか言えない作品群となってしまい、さらには松本零士氏との著作権を巡る騒ぎでさらにシラケて意識から限りなく遠のいていってしまいました。

西崎氏は人間的にも壊れてしまったようで、その後も意味不明な言動と犯罪を繰り返し、情けないとしか言いようがない、あの名作を自ら汚し辱めるような行為で、いつしか物笑いのタネにしかなってなかった気もします。

まぁ逆に言えば、そういう強烈で独特の個性があったからこそ、偉業も成し遂げたんでしょうが、間違った方向に舵を切りすぎた人生でもあったのかな…と。大きな目で見れば、無邪気な人だったんでしょうかねぇ…。

何とも言えない感じです。

ともあれ…合掌。