どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

日本人Apple社員の視点

2012年04月12日 14時54分22秒 | 
"僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる"というこの本、とても面白いです(^_^)


業界ライターによる、あーじゃないかこーじゃないかと能書きたれてるだけの本よりも、遙かに実感あって面白い!

筆者は92年から09年までの間在籍し、まさにどん底から現在の隆盛極める時期を、渦中で見て感じてきた人です。

その変化を「ちょうど誰も勉強しない底辺高校が東大合格者を続々と生み出す受験校」に例えて、冒頭から笑ってしまいました(^_^;

どっかで聞いたことがあるマンガみたいなストーリーですが、さながらジョブズは同校出身の元不良が先生になって帰ってきた人というところでしょうか(笑)

こう言う見方はとても新鮮ですし、わかりやすいです。

スカリー、スピンドラーのどうしようもなく腐りきった時期を経て、外部からやってきたアメリオが鉈を振るい、さらに復帰したジョブズが恐怖政治とともに同社を徹底的に粛正し、一流のメーカーに鍛え変革していく様を内側の視点で追っています。社員の心情も実感を伴って書かれているので、とても親しみやすいです。

まだ全部読んでいませんが、最後まで面白く読めそうです(^_^)