どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

「コモディティー化」という怪物

2012年04月15日 17時52分38秒 | 話題
と闘うSONYでしょうけど、テレビなんてもうとっくの昔にコモディティ化しちゃってるんじゃないんですかね?

「ここでソニーが変わらなければ、ソニーが立ち直る機会は本当に二度と訪れないかもしれない」と言っておきながら「秘策はない」ではねぇ。なんでそんなこと言っちゃうんだろう。日本人の謙虚さが悪い方に出てしまってますよね。

どうもこの平井さん、アグレッシブさを感じません(´Д`;) 言ってることもやってることも新味のないリストラ案ばかりな感じ。結局は日本人ムラ社会が好む、調整型リーダーでしかない気がします。

ジョブズさんを引き合いに出しても意味ないけど、秘策なんてなくても「ある!」くらいの大風呂敷広げてみせるくらいでないとどうにもならない感じ。

地デジ施策を強制的に行ってしまった結果、さらにコモディティ化しちゃったんですよ。わかんないんですかね?

テレビなんて興味のない若い世代は完全に見切り付けてしまったし、保守的になってる高齢層は、とりあえず環境対応整えて一安心。それ以上の需要喚起なんて望めないですよ。壊れるまで使うって人がほとんどなんですから、最低でも10年前後はこのままでOKって感じでしょうよ。

スマートテレビだの、4Kだの言ったって、なんの刺激にもならない。変にクセがあって面倒臭くトロいだけのスマートでもなんでもないテレビ。

これからは3Dだ!と大騒ぎした連中はどこへ行ったのやら(^_^;

ブヨブヨに巨大化して身動きできないSONYは、並大抵の自助努力じゃもうどうしようもないところまで行ってますね。

不採算事業はもちろんのこと、採算とれてても本業と関係ないものは売却とか解体して、小さくスリム化して出直すくらいでないと。もちろん阿鼻叫喚で大量出血してしまうでしょうけど、それくらいの覚悟とか気概がないと、、、どうしようもない気がします。

やはりどうしても失脚した久多良木さんのことを思い出してしまいますね。あれくらい毒のある人に一回好きにやらせても良いんじゃないかなとさえ思います。ジョブズさん復帰の時もそうだったんですから。