はだしのゲン

正直言って、そんなに好きな絵のタッチではないし、しっかりと読んだことはない漫画です。


あくまで一作家の表現した作品ですから、偏りもあるだろうし、事実と違ったり、行き過ぎた表現も含まれているでしょう。

でも、公共施設が封印して良いモノか？

今回のこのニュース見て、とても不快に感じました。

戦争という事象を一人の人間として体験した記憶を後世に遺すことは、非常に大切です。

絶対にフタをして隠すべきではない！

今現在、憲法改正の議論が活発で、世論も自衛隊の強化を望む方向に向かっているようです。

そんな意識を推進しようとする時、戦争の悲惨さを強調する作品は邪魔になり、否定的になるのは想像に難くないことです。

そういうの?すごく怖いなと?。

あと、１０年もしたら、子供時代に戦争を経験した年齢層さえ消えていってしまう。

その時、このような作品は人心にある種のブレーキをかける貴重な遺産になるはずです。

これらに目を背けず、どのような形であれ知り学ぶことは、後世を生きる我々の義務です。