どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

西脇綾香の人間力

2014年02月15日 19時26分10秒 | 日記
今週発売されたばかりのPV集「Perfume Clips」の「微かなカオリ」を改めて見てハッとさせられました。

「好きだよ、さり気ないことだけしか伝えられないけど」と歌うシーンの表情。


切なく、もどかしい気持ちが自然に表れていて?リリース当時、自身も含めて震災で身も心も傷ついた人々へ「どうすればいい?」と訴えかけているかのようで?。

如何にもなメッセージソングがあふれたあの時期において、さりげなく、押しつけることもなく、ただ側にいて寄り添いたいという気持ちと姿勢にあふれたPVだったんだなぁと気づかされた次第です。

?。

奥田民生をして「憧れる」と言わしめるPerfume。

それを形成する核である、あ~ちゃんこと西脇綾香。

それでいてリーダーとは決して名乗ることない人。

小学生の時点で出会った、かしゆか・のっちを見いだした先見性と審美眼はスゴイとしか言いようがないです。

インディーズ時代含めて十数年のキャリアの中で、悩み苦しんで今に至り、キャラを確立した姿に、私から見て子供の世代なのに「尊敬」という言葉が出てきてしまいます(^_^;

「ポリリズム」でブレイクして、人気が急上昇し、舞台もどんどん大きくなっていった時期、その勢いに戸惑い、姿勢が縮こまって猫背っぽくなって痛々しく見えた時もありましたね。名物の"毒舌"MCも封印されて、なにをどうやって自分を出して良いのか判らなくなり、伏し目がちで塞ぎ込んでいたように見えていました。

ファンの間では伝説的な代々木のライブ、未だにDVD化もされていないのは、あの時期が一番辛いと思っているからなんでしょうかね。

一発屋として見られた時期も乗り越え、消費物として軽く扱われる悪い意味での"アイドル"からも脱した今、彼女の姿勢は背筋も真っ直ぐになり、語る口調も顔つきもガラリと別人のように変わりました。

そして、かしゆか・のっちとの鉄壁の関係に変化はなく、取り巻く人々をも魅了させ続ける人間力?Perfumeは性別や世代に隔たいファン層を獲得し、芸能界において独自の立ち位置を形成しつつあると思います。

いよいよ二十代後半突入!

女子というよりは女性として、人間として乗り越えるべき課題や壁も出現するのでしょうし、その中でもどうファンを魅了してくれるのか、"崖っぷちアイドル"の彼女らの活躍が楽しみで仕方ありません(*^o^*)

あぁ?まとまりの無い文章になっちゃったなぁ(^_^;

要は?

あ~ちゃん、お誕生日おめでとう!\(^o^)/