どっと屋Ｍの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

マンガで読むジョブズ

2014年12月15日 19時20分53秒 | 本
うめ版「スティーブズ」１巻と、ヤマザキ・マリ版「スティーブ・ジョブズ」３巻、二種揃いました(^_^)


うめ版は後発なので、当然ヤマザキ版を意識していると思われ、差別化するためにマンガ特有の外連味タップリな作風となっております。さすがトイボックスの作者！この調子でドンドンぶっ飛ばし本当に宇宙を凹ませてほしいですな(^_^)

どちらもトンデモなジョブズさんを描いていますが、うめ版が歌舞伎なら、ヤマザキ版は能の感触。外面と内面の対比のよう。絵的には大人し目ですが、大人は誰も判ってくれない的で、中二病的な葛藤を炙り出そうとしている感じです。

両者ともに面白い！

しかし、実在の人物をマンガにしようなどと考えるのは日本人だけなんでしょうね(^_^;

成熟した文化だからこそ、表現できる媒体なのだと思えます。