どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

二つの「変」と「思いきや」(^o^)/

2014年12月09日 20時08分06秒 | 音楽
今月初めにオンラインニュースで流れた記事が、本日付けのデイリースポーツ本誌に大きく取り上げられていましたね!


Perfumeのワールドツアー3の成功を、「変」という引っ掛かる表現で効果的に扱ったとても良い記事です。

成功の理由を、1つは「不変」、2つ目は「変化」というキーワードで解明しているという...。

記事を読んでいて「思いきや」という言葉が面白い調子を生んでいます(*^o^*)

一つ目「不変」を受けた「日本でのライブでは、MCが長いことで有名。海外ではどうするのかと思いきや...」という一節。

ここはファンも昔から気になっていた重要なポイントでもあり、ライブビューイングを見ていて、思わず膝を打った部分でもあります。

よく貫いてくれたと!!

今まで幾多の歌手・バンド・グループが突破できなかった部分です。どうしても向こう流に会わせ阿ってしまい、彼の地のファンから失笑を買うばかり。

同じことやって敵うワケないんです。言語的にもネイティブに成り得ないし、センスも違うのですから。

でも、どういうワケか着地点をそこに求めて、大失敗を繰り返してきたワケで...。

Perfumeも海外進出を目指す姿勢を見せた時から、この不安はつきまとっていたんですね。同じ轍を踏んでしまうのではないかと。

でも彼女らは違った。WT1、WT2と自分達が今まで独自にやってきた形式が通用するか確かめるように、足かけ3年ほどかけて少しずつ広げていきました。

その中で、ファンにマイクを渡して通訳させるという独自の方法も「発明」し、日本人同士だから可能なのではと思われたPTAのコーナーさえ「輸出」してしまったという(*^o^*)

「はみがきじょうずかな」までニューヨーカーにやらせた瞬間、してやったり!と快感さえ覚えましたし\(^o^)/


そして二つ目「変化」を受けた「どちらかといえば“カワイイ”“アイドル”といったクールジャパン的な人気なのかと思いきや...」。

Perfumeはアニメのイメージが無いし、欧米人から見てヘンテコなサブカル臭さもくっついてません。

見た目はクールで洗練された美しさを打ち出していますし、音楽的にも米国主流のEDMに「歩み寄り」の姿勢をみせながら、ライブでは変化球的にオリジナルで勝負しました。"Spending all my time"です。

これも最初「世界的なベルギー人DJデュオによるリミックス」を導入に使いつつ、パフォーマンス部分はオリジナルに切り替えてましたしね!凄いワザ使うなぁと感心してしまった!ホント惚れ直したって感じでした。

ライブビューイング見ていながら、「変化」はPerfume自身にではなく、向こう側に起きつつあるんだなと確信したんですよ(*^o^*)

見た目の珍しさとかではなく、本当に音楽を愛し、Perfumeのショーを楽しめる素地が育ってきている...。

私なりの予想というか妄想ですけど、ワールドツアーと称する流れはこれで最後なんじゃないかと思っています。もう別の流れにする必要はないと。

国内から区別すること無く、そのまま国外へ繋げていけば良いんですよ。

根拠はないけど来年からはそんな風になっていくんじゃないかなと思っています(^_^)

そして、広げて、定着させていく...世界のPerfumeに成長していくと...。