iTSの先行リリースで。
2時間20分ほどの長尺な大作で、絵作り・設定ともによく練り込まれており、最後まで飽きることなく観ることができました。
さすが、名匠リドリー・スコットって感じなんですが、やはり「アポロ13」+「ゼロ・グラビティ」な感じが否めないなぁと(^_^;
火星の一人残された主人公が、生き残りを賭けて基地内に畑を作ったり、旧型であるパスファインダーを使って地球と交信するなどの描写は新味があって、とても面白かったんです。
食べることと、コミュニケーションは、根源的だし、肉体的・精神的な衛生上必須なことなので、そこを細かく丁寧に描いていました。なるほどなぁって感じ。
ただ最後の救出部分の描き方がなぁ...ちょっと強引な(´д`)
ハッピーエンドで終わらせるのは、まぁ観てる方も、協力しているであろうNASA的にも安心なんでしょうけど、ちょっとした痛みとか...もう一工夫欲しかったかなぁ。
まぁ所詮は絵空事なんで、重みはない。
近未来ではあるけど、今現在の世界と繋がりが強いだけに、逆にアラが見えてしまう。
映画って、どこか普遍的な要素が欲しくなるし、そこをどう盛り込むかで心に強く残るかどうかが決まってくると思います。
「食」がこれにあたると思うんだけど、だったらそこをもっと突き詰めても...もっと言えば、地球への帰還ではない方向に行ってくれれば、何か新しい強いテーマをもつ作品になったのかもしれません。
「オデッセイ」にはそこが薄くて、一回観ればイイやってのが正直な感想ですかね(^_^ゞ
2時間20分ほどの長尺な大作で、絵作り・設定ともによく練り込まれており、最後まで飽きることなく観ることができました。
さすが、名匠リドリー・スコットって感じなんですが、やはり「アポロ13」+「ゼロ・グラビティ」な感じが否めないなぁと(^_^;
火星の一人残された主人公が、生き残りを賭けて基地内に畑を作ったり、旧型であるパスファインダーを使って地球と交信するなどの描写は新味があって、とても面白かったんです。
食べることと、コミュニケーションは、根源的だし、肉体的・精神的な衛生上必須なことなので、そこを細かく丁寧に描いていました。なるほどなぁって感じ。
ただ最後の救出部分の描き方がなぁ...ちょっと強引な(´д`)
ハッピーエンドで終わらせるのは、まぁ観てる方も、協力しているであろうNASA的にも安心なんでしょうけど、ちょっとした痛みとか...もう一工夫欲しかったかなぁ。
まぁ所詮は絵空事なんで、重みはない。
近未来ではあるけど、今現在の世界と繋がりが強いだけに、逆にアラが見えてしまう。
映画って、どこか普遍的な要素が欲しくなるし、そこをどう盛り込むかで心に強く残るかどうかが決まってくると思います。
「食」がこれにあたると思うんだけど、だったらそこをもっと突き詰めても...もっと言えば、地球への帰還ではない方向に行ってくれれば、何か新しい強いテーマをもつ作品になったのかもしれません。
「オデッセイ」にはそこが薄くて、一回観ればイイやってのが正直な感想ですかね(^_^ゞ