最初に「冨田勲」の名を目にしたのは、やはりアニメ「ジャングル大帝」のオープニングででした。
富田さんのこと、そんなに詳しくはないのですが、学生時代に「バミューダ・トライアングル」は結構印象に残ってます。謎のコンピューター信号ってやつが意味深で、当然理解できるようなものではなかったけど、こういう遊びが後にテクノへの興味に結びついていく感じがあって。
記事の写真に写ってる「タンス」と呼ばれたモーグ・シンセサイザーも懐かしいし、なんだかスゲーって思わせてくれるアイテムでした(^_^)
そして最晩年期に強い思い入れとしてリリースされた「イーハトーヴ交響曲」。
VOCALOID初音ミクをソリストとして起用し、リアルタイムで楽曲にシンクロさせる技術にも興味を持ちましたけど、やはり岩手県出身者として宮沢賢治の世界をオーケストラで表現に感動しました。
「雨ニモマケズ」って沁みるんです...DNA的にね。
冨田さんは最後の最後まで保守的にならず、偉大なるチャレンジャーであったと思っています。
本当にお疲れさまでした。