どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

劇場版 マジンガーZ INFINITY、鑑賞

2018年01月13日 19時15分00秒 | アニメ
同じアニメでもこういう系統のは滅多に映画館まで行って観るってことはないんですが...。

予告編をみて、なんとなくそんな気になってしまいまして。近隣のユナイテッド・シネマ新座でやってるという気軽さもあってね。

全体的な雰囲気は良かったと思います。極彩色の機械獣が画面いっぱいに展開する映像を観ている内に東映まんが祭の時代に戻ったみたいな気分になったしね。

主要メカの何体かなんだろうけど、CGモデルで表現されたロボットも見応えのある微細な描写が効いていて良かったと思います。

兜甲児など主要キャラの声も総取り替えですが、イメージに近いキャスティングで問題なし。

ラーメン屋のオヤジになってるボスが味わい深くて良かったです(^_^)

ただねぇ...なんだろうなぁ...感動曲線の持って行き方がこっちの望む方に近づきそうで、反れていくというがズレていく感があって、最後の最後まで響くこと無く終わっちゃったという...(´д`)

ドクター・ヘルが世界征服について語るのは面白い概念だなと思った一方、平行世界とか小難しいSF設定が出てくるとマジンガーの世界でほしい要素じゃないんだよなぁ...と思っちゃうんですね。

もっとシンプルで良いと思うんです。

戦闘シーンもなんですが、機械獣の登場をいくつかの場面に分散して、もっとジックリ観たいとも。

一気にドカドカ現れて画面いっぱいに展開するのはそれはそれでゴージャスなんだけど、ほぼ予告編で見せちゃってる程度でね。

逆に物足りなくなるんです。

国連統合軍の量産型イチナナ式というロボットも何だかガンダムっぽ過ぎて、マジンガーの世界に相応しいとは思えませんでした。フィギュアで商売したいというのもあるんでしょうけど(^_^;

あと音楽の使い方ですが、メインテーマだけじゃなく「Zのテーマ」とか良い曲いっぱいあるんだし、多用してほしかったなぁと。

ヤマトやガンダムで思い知らされたのは、視覚よりも聴覚イメージのほうが意外と強いもんだなということで、音楽や効果音が昔のものと同じか近いほど、同じ世界なんだなと知覚できるもんだなと。

ちょっとその要素も薄かったのが残念でもありましたね。

まぁそんな感じで、モヤモヤした要素も多々あるけど、全体のクオリティは高いので観て損はないというところですかね(^_^)


映画と関係ないけど、映画館のあるショッピングモール玄関口で...。

これね、野球ボールくらいの大きさのタコ焼きで、何年か前にも出店してて、また食いたいなぁと思ってたんで嬉しかった(^_^)

アツアツで美味しゅうございました(*^o^*)