どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

何の意味があるのだろう(2)

2020年03月15日 20時39分00秒 | 日記
以前放送されたAI「美空ひばり」の特集番組もチラッとだけど見たし、紅白歌合戦でも...。

賛否が入り交じった反響があまりに多く、今月20日に検証番組を放送するのだそう。

順序は逆だけど、AI「手塚治虫」に作らせた「新作」マンガ同様にモヤモヤとしたものを感じましたね。

一部の人には喜ばせているんでしょうけど、文化的側面よりもカネの匂いが漂っていて、やはり死者にそこまでして仕事させたいのかね?という疑問...「安らかにお眠りください」の気持ちを踏みつけにしている感じもあって。

現段階において、コンピュータを使って表現する映像も音声も未発達だし、一番見慣れている人間を自然な形で見せるのはまだまだな段階。

どうしても違和感と気持ち悪さ(不気味の谷)があって、エグ味のある後味の悪さが強く残る。

それに...やっぱり墓場から引っ張り出して操り人形みたいに「それっぽく」見せているのがどうしても許容できないものがあるんです。

そんなに「美空ひばり」に思い入れがあるワケじゃないけど、自分にとっては親世代の人だし、子供の頃はテレビやラジオで普通に流れて来たものを風景として自然に親しんでいましたので、なんだかそんな淡い想い出さえも踏みにじられた気分になってしまうんですよね、「そっとしておいてあげろよ」ってね...。