どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

特撮のDNA

2020年09月23日 22時10分00秒 | 話題
技術や文化の継承ということですよね。

キッチリ綺麗に表現できるCGに置き換わって久しいけれど...これは日本のウルトラマンシリーズとかだけではなく世界的にも...先日観た「ミッドウェイ」でも感じたことで、画面に映し出される艦船や航空機の質量感の希薄さに辟易としてしまうんですよね...。

「ターミネーター」なんかもそうなんですけど、第一作はCGも使われない時代で、ボロボロになった顔や腕なんか、明らかに作り物だって判るし、ラストの骨格状態になったT−800もカクカク動くコマ撮りアニメではあるんだけど、見応え感が全然違うんですよ。

記事にある須賀川市の展覧会イベントには残念ながら行けないんですが、8年前に開催された「特撮博物館」を観覧し、造形や操演の高度さと想いに触れることができ、作品の中で割合は少なくても特撮をメインにしたシーンは意識して入れて欲しいなと強く感じています。