どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

想い出に残るラーメン屋

2021年03月27日 17時50分00秒 | 日記
忘れられない...か、確かに自分にもありますね。

今から40年近くも前、埼玉県和光市のアパートに住んでいたころのこと。

アパートの2〜3軒並びの角っこに小さなラーメン屋があった。

その店はとても謎めいていて、何ヶ月もの間ほとんど閉店状態が続き、ある日とつぜん開店するのだった。

そしてまた突然閉店する...そんな調子なので、アパートに住んでいた2年くらいの間に店に入ったのは片手で数えられるほどだったんじゃないかと記憶している。

店はカウンター席のみで、10席もないほど小さく、一人で対応できる規模。

その店主は、イメージ的に小林薫っぽく、どうみてもカタギの人ではない感じにみえた。

ドラマ「深夜食堂」な雰囲気になってしまうが(^_^;、まぁ遠くはないかな...。

メニューはそんなに多くはなかったけど、ネギラーメンが美味かったな(^_^)

アッサリとした塩ラーメンの上に、短冊状に細切りし、サッと炒めたネギを乗せたもの。

これが何とも良い味で...。

カタギに見えない人だったけど、ガラが悪い感じでもなく穏やかな人柄で、今思い出しても良い人だったなぁ...。

真冬のある日、アパートの水道が凍結した時、どういう流れでそうなったか記憶が定かではないが、屋上の配管を暖めればいいよと、アツアツのお湯いっぱいのヤカンを貸してくれたり。

あの当時40歳前後だったから、存命であれば80歳くらいになっているのか...。

それ以前もそれ以後も...どういう人生を生きた人なのか、ほとんど判らない人だったけど、時折なつかしく思い出す人ですね(^_^)