どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

戦国自衛隊、鑑賞

2021年11月19日 21時05分00秒 | 映画
1979(昭和54)年12月封切り、高校生だった当時、おそらく初日に観ていたと思います。

それ以来42年か...再びスクリーンで観ることができただけで感動してしまいました...(´;ω;`)

場所は角川・サクラタウン。

ジャパンパビリオン・ホールBにて。

角川映画祭における特別上映。

客入りは10人ほどで、全員男性にして私とほぼ同世代...みな同じ思いを胸に来ていた雰囲気でしたね(*^o^*)

アブラの乗りきった千葉真一さんの演技とアクションはもちろんの事、戦国武将のオーラがビンビンな夏八木勲さんが素晴らしく、TV画面では味わえない迫力が凄まじかったです!

音響もサラウンド感あって良かったですが、加えて作中に響くロックベースの楽曲の音質がこれまた良くて...ジョー山中さんの「ララバイ・オブ・ユー」にジーンときてしまいました。

内容については今までこのブログで色々書いてますが、今回印象に残ったのは「昭和の時代」。

色んな隊員が都度に口にするのですが、意味合いとしては自分が本来いた時代を指してます。でも昭和って今ではレトロの代名詞と化しているので、なんだか意味合いが違って響いてくるんですよね。「昭和の時代」に帰りたいって、懐かしいあの頃に...というニュアンスなワケで。

「昭和の時代」を挟んで、過去にタイムスリップしてしまった自衛隊員と、遠く過ぎ去ってしまった令和の時代に生きる自分たち...なんだか不思議な心持ちでセリフを聞いていました...(´д`)

そういうことも含め...本当に唯一無二な作品、角川映画作品群では一番好きな一作です。