墓碑に刻まれた一文字。
今日という日を期して松竹公式が掲出したのもやはり...。
初めてこの墓碑を見た時の衝撃は今も忘れられない。
彼が中国出征の折り、現地の僧侶に揮毫してもらった事に由来する。
十干十二支の組み合わせで60年、誕生日にして命日の12月12日という日付。
作風とともに、ここまで見事に完璧に締めくくられた人生。
自分の人生までも演出し、デザインしたのかと思わずにはいられない。
死後60年を経て、昭和・平成・令和...そして世紀も越えてなお、遺された作品は瑞々しい鮮度を保ち、魅了し続けている。
この僥倖に感謝しつつ、「無」の日を迎える。
今日という日を期して松竹公式が掲出したのもやはり...。
꧁ #小津安二郎生誕120年 ꧂
— 松竹シネマクラシックス公式アカウント (@CINEMACLASSICSS) December 12, 2023
𝟏𝟐𝟎𝐭𝐡 𝐀𝐧𝐧𝐢𝐯𝐞𝐫𝐬𝐚𝐫𝐲
𝐎𝐙𝐔 𝐘𝐀𝐒𝐔𝐉𝐈𝐑𝐎
本日12月12日は #小津安二郎 監督120回目のお誕生日です。… pic.twitter.com/kmKqysesFF
初めてこの墓碑を見た時の衝撃は今も忘れられない。
彼が中国出征の折り、現地の僧侶に揮毫してもらった事に由来する。
十干十二支の組み合わせで60年、誕生日にして命日の12月12日という日付。
作風とともに、ここまで見事に完璧に締めくくられた人生。
自分の人生までも演出し、デザインしたのかと思わずにはいられない。
死後60年を経て、昭和・平成・令和...そして世紀も越えてなお、遺された作品は瑞々しい鮮度を保ち、魅了し続けている。
この僥倖に感謝しつつ、「無」の日を迎える。