連続強盗事件

こうしてみると、輩は用意周到に計画的に地域を選択して事を起こしているのが判る。

下手な鉄砲も数打ちゃ当たる式に、捨て駒を動員する。

捨て駒はシロウトだし、失敗するのは折り込み済みなのだろう。

とにかく情報を集めて、実行し、低い確率でも収穫が上がれば良いと割り切っている態度が透けて見える。

ターゲットにされる家と居住者も似通っている。

高齢者、独居。男性よりは女性...乗り込んでいってリスクの低い相手を選別している。

被害にあった人にはおそらく共通する兆候があった筈なのだ。

情報収集のために、セールスや専門業者を装って、居住者に接触し、家族構成、職業、収入など、さりげなく聞き出してるのではと。

ウチにも夏の時期、外壁塗装業者と名乗る者が盛んに訪れていた。

一切話しに応じず、無視し続けたが、引っ掛かれば根掘り葉掘りとなるのだろう。

家人には今後も応対しないようにと言ってある。

いずれにせよ、考えられる防衛策は採る必要があるだろう。

コミュニケーションはますます阻害される。

本当に闇が深い...嫌な世の中になったものだ。