どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

2001年宇宙の旅(8K版)、鑑賞

2018年12月01日 21時39分00秒 | オーディオ&ビジュアル
鳴り物入りで本日12月1日放送スタートしたNHK・BS8K

特に購入しようって気は全くありませんが(その能力もないし(^_^;)、「2001年宇宙の旅」8K版は是非とも観ておきたい!NHK各局ロビーとかで展示しているのでも...とか考えましたが、もうちょっと手軽にと思い、近隣家電店のいくつかに問い合わせたところ、ケーズデンキ・新座店だけ放送番組視聴可能状態であることがわかり、さっそく店に!

因みにノジマ電気・東所沢店は4Kのみ、ヤマダ電機・新座店は対応テレビはあるもののアンテナ設置がまだで放送は視聴できない状態...まだまだバラツキがありますな...というかやはり関心の低さと時期尚早感をヒシヒシと(^_^;

到着は番組開始時間から30分くらい経ったところ...フロイド博士が宇宙ステーションでソ連の科学者らと話しをしているシーンまで進んでいました。

8K放送可能な状態にあるテレビは1セットのみ、SHARP・AQUOS(8T-C60AX1)です。

フル8K表示がギリギリ可能な60インチ...画面に目をくっつけるまで寄っても画素のグリッドは見えない程の高精細です(^_^;

いや〜これは凄い!ラスト「THE END」までの残り110分、ちょっと今まで観たことのない次元の違う「2001年〜」を堪能しました(*^o^*)

テレビのモードを「ダイナミック」から「映画」に切り替えて、画調を落ち着かせると、さらに良い!

特に人物の描写が生々しくて、とても50年前に撮影されたものとは思えない...顔のアップになると文字通り毛穴まで見えて、肌の荒れ具合まで見て取れます。

ディスカバリー号の船内も船名過ぎて、床や壁のアチコチにウッスラとした汚れやシミみたいなのも判っちゃう(^_^;

シーンによっては丸で生中継?というくらいの鮮明さでしたねぇ...これはマジで凄いです...。

HAL9000の胎内・LOGIC MEMORY CENTER 内部の美しいこと!一面染まった赤の具合が滲みもなく、これまで見たことのない落ち着きと引き締まりのある上質な色合いで...溜め息ばかりついてましたよ...。

対して、特撮シーンですが、合成の粗が浮き彫りで、宇宙船や人工衛星などの立体モデルはディテールアップで良いんだけど、地球や各惑星の書き割り感が見て取れるし、宇宙船や空港の窓越しに見える操縦室や管制ルームの光学合成の具合(微妙なズレや揺れ)まで見て取れちゃうってのは嬉しくもあり、哀しくもあり(^_^;

微細にマスク切って、究極の手仕事...デジタルとは違う職人技...その限界もビンビン伝わってきました。

スターゲートも吸い込まれそうな感覚で...途中浮かび上がってくる謎の八面体に投影される幾何学模様みたいなの...

この微細さって、これまで潰れ気味だったんですけど、シャキッと鮮明に見て取れましたし...。

もうね...目に飛び込んでくる情報量が従来の何十倍にも拡大された感じがしました...このクオリティで100〜200インチの画面で観たら、明らかに引き込まれ方が違うと思います。

圧縮しているとはいえ、8Kという膨大なデータ量のため、まだ送受信が安定していないようで、たまに画面が止まったりコマ落ちしてしまうことがありましたね。

まぁ...これは徐々に解決されていくんでしょう。

いやいや...こんなのが自宅で楽しめたら...そりゃ凄いけど...。

値札見ると、まだ現実的じゃありませんね...この他にパラボラアンテナも変えなきゃいけないし。

でもまぁ店頭とはいえ、このクオリティを味わえただけでも大満足です(*^o^*)

おそらく月一くらいの割合で暫くリピート放送するでしょうから、興味ある方は必見といって良いでしょう!


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