「昭和天皇物語」の続刊、なかなか出ないし、作画の能條純一さんの端整な筆致が恋しくてもう...(´д`)
過去作である「月をさすゆび」(1)・(2)・(3)・(4)の全巻まとめ読みしてしまいました(^_^;
結果、大満足!まさに秋の落ち着きある空気の中で読むにふさわしい作品だと想います。
ストーリーのアウトラインは、築地本願寺の敷地内に実在する仏教専門学校(浄土真宗・僧侶の養成所みたいな?)を舞台に、1年に渉る授業を通して、そこに集う老若男女の人間模様を描いていくというもの。
主人公は38歳の中年にさしかかる年代で、フリーの物撮り専門カメラマン(その設定に共感も(^_^;)で、親戚によくいそうなお節介叔母さんに半ば強引に僧侶となり、廃寺の危機にある寺を受け継いでほしいと迫られるところから始まります。
試し読みをして、一気に引き込まれてしまい、まとめ買いして止まることなく最後まで読んでしまいました。
能條さんの絵柄はジャンル的には劇画なんですが、微妙な表情変化と、各人物の仕草・ポージングが好きになるとクセになってしまうタイプなんですよね。
タイトルの「月をさすゆび」は中国の諺「指が月をさす時、愚者は指を見る」からのもので、登場人物の人生、そして主人公の恋愛までも、この言葉が包み込んでいて見事です!
一つの共通の目的で集う仲間たち...この雰囲気、とても懐かしい感じもしましたね...やっぱりアニメーター研修のころかな...。
尖ったのから円やかなヤツまで色々いてね。楽しいんですよね(^_^)
高校の時、仏教系の学校だったこともあって、どこか共通する物事と宗派の差異があったりして、そんなところも面白かったです。
ヒロインの日野灯ちゃんも良かった...学生の頃、バイト先で好きになった娘に似ていました。容姿ではなく、見えにくくツッコミ難い性格というか、醸す空気かな(^_^;
あ〜なんか本当に良い作品だったなぁ!と素直に思えます(^_^)
過去作である「月をさすゆび」(1)・(2)・(3)・(4)の全巻まとめ読みしてしまいました(^_^;
結果、大満足!まさに秋の落ち着きある空気の中で読むにふさわしい作品だと想います。
ストーリーのアウトラインは、築地本願寺の敷地内に実在する仏教専門学校(浄土真宗・僧侶の養成所みたいな?)を舞台に、1年に渉る授業を通して、そこに集う老若男女の人間模様を描いていくというもの。
主人公は38歳の中年にさしかかる年代で、フリーの物撮り専門カメラマン(その設定に共感も(^_^;)で、親戚によくいそうなお節介叔母さんに半ば強引に僧侶となり、廃寺の危機にある寺を受け継いでほしいと迫られるところから始まります。
試し読みをして、一気に引き込まれてしまい、まとめ買いして止まることなく最後まで読んでしまいました。
能條さんの絵柄はジャンル的には劇画なんですが、微妙な表情変化と、各人物の仕草・ポージングが好きになるとクセになってしまうタイプなんですよね。
タイトルの「月をさすゆび」は中国の諺「指が月をさす時、愚者は指を見る」からのもので、登場人物の人生、そして主人公の恋愛までも、この言葉が包み込んでいて見事です!
一つの共通の目的で集う仲間たち...この雰囲気、とても懐かしい感じもしましたね...やっぱりアニメーター研修のころかな...。
尖ったのから円やかなヤツまで色々いてね。楽しいんですよね(^_^)
高校の時、仏教系の学校だったこともあって、どこか共通する物事と宗派の差異があったりして、そんなところも面白かったです。
ヒロインの日野灯ちゃんも良かった...学生の頃、バイト先で好きになった娘に似ていました。容姿ではなく、見えにくくツッコミ難い性格というか、醸す空気かな(^_^;
あ〜なんか本当に良い作品だったなぁ!と素直に思えます(^_^)