どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

金田一耕助は...。

2021年11月17日 21時38分00秒 | 
戦後、比して明智小五郎は戦前...それぞれ時代を反映したイメージ。

エログロで倒錯的な時代背景の中、スマートな明智がカッコ良く事件を解決していく。

金田一はまるで逆、戦後で世の中全体が超貧乏、戦争の傷跡も色濃く、復員兵の一人でもあるヨレヨレボロボロでちょっと惚けた雰囲気を醸しつつも鋭い透察力で...。

自分が中高校生あたりのころ、角川が独自の派手なキャンペーンを張り、ブームを起こし、文庫本の怪しげなイラストにも引き込まれてシリーズの何冊かは買って読んだ。

やはり「犬神家の一族」や「八つ墓村」は抜きんでた面白さがあり、石坂浩二さん演じる金田一そのままのイメージで読んだものだなと。「八つ墓村」の映画化で渥美清さんが...ってのはギャップが激しすぎてずっこけたが、今見てみると良い味でてたりね(^_^)

今週末からサクラタウンなどで「角川映画祭」と名打って「犬神家の一族」4Kデジタルリマスターも上映される。市川崑さんの監督作の中で一番好きかも...編集が冴え渡り、テンポが素晴らしいのだ。

ぜひ観に行こうと思う(^_^)




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