どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

シン・エヴァンゲリオン劇場版、ケンスケのクルマ

2021年03月21日 17時25分00秒 | 映画
公式さんがネタバレ解禁OKとのことらしいので、内容についてとか、具体的なシーンへの感想とか、チョイチョイ触れていこうかなと(^_^)

オープニングで描かれている、高濃度なL結界で満たされ、真っ赤に染まった世界を彷徨い歩くアスカ・レイ(仮)・シンジの3人。

待ち合わせ場所と思われるシーンに、画面いっぱいに突如出現する練馬ナンバーの軽4WD、SUZUKI・ジムニー(SJ30)ではないですか! Σ(゜ロ゜)

その瞬間、ワ〜!\(^o^)/っときましたね。

これって...我が永遠の憧れにして伝説のアニメーター・金田伊功さんの愛車じゃぁありませんか...と。

「金田伊功 Special」より─

運転していたのは、中学校のクラスメート・相田ケンスケくん。

ミリオタで、エヴァや各種兵器類に接してはハシャギまわるオタクな彼でしたが、14年を経て落ち着いた風情の青年となり、重度なPTSD状態となったシンジを励まし、癒やしていく、とても良い役回りになってました。

その彼の所有するジムニーなんですが、ガワは80年代そのものでも、中身はゴッソリEV車に改造されているみたいで、運転席まわりも液晶デジタル表示でカッコ良くなってました。

やはり注目したメディアもあって、「AUTOCAR JAPAN」が「【ネタバレ注意】シン・エヴァンゲリオン劇場版に2代目ジムニー登場? エヴァ協力会社に聞く」と取材記事を出してます(^_^)

記事によると、2012年にエヴァ製作スタッフがジムニーファンやオーナーにおいて、その名を知らない人はいないアピオという世界一のジムニープロショップを訪れ、2代目ジムニー(SJ30)を取材させてほしいと。

内外装いろんな角度から写真を撮りまくり、ドアの開閉音やエンジン音も録音していたそう...。エヴァ次回作に使う予定だが、それ以上詳しいことは一切言えないとの事だったと。

確かにエンドロールにも「取材・考証協力」として、アピオ株式会社と日本ジムニークラブ関西支部が掲出されています。

かなり拘って準備していたのが感じとれますが、古参のアニメ好きとしてもこのオマージュは最高に嬉しかったですね!

ジムニーを駆るケンスケくんがカッコ良く、なんだか金田さんにダブッて見えて仕方なかったです(*^o^*)



デジタル化への割り切り

2021年03月20日 19時18分00秒 | その他
はい・いいえではなく、歓迎する・しないの選択か...。

肯否の割合4対6...う〜ん、なんとなく気持ちが分かる比率ですね。

自分もそんな感じかな...いったとしても五分五分。

物にもよるんですよね。申請手続きなどの書類はデジタル系が良い。

ニュースや情報系は絞ったものがほしいので、これもデジタル系が良い。

でも、書籍...なかでも小説や人物を扱ったものはアナログ、すなわち紙が良い。

要するに手触りや重さ・厚さを手に取る感覚が内容へのスパイスとか出汁みたいな役割をするからなんですよね。

一時期、極力デジタル化してしまえ!と、自炊(今では言わなくなってしまったかな(^_^;)に走ったこともあったけど、裁断・破棄にどこか後ろ暗さを感じて、最近はあまりやらなくなりました。

内容はPDF化して、今でも端末で読めるようにしているし、時にはKindleも利用はしているんですが...なんか本を読んでいるって感じがしないんですね。

グーテンベルクによって書物が庶民にも手に取れるようになってから500年余り...慣れ親しんだものから脱却するには、もうちょっと時間がかかるのかもしれません。



上がれば下がる、下がれば上がる

2021年03月19日 20時05分00秒 | 事件・事故・災害
感染連動内閣ってことですね(^_^;

東京都は本日も300人以上で、増加傾向を示している...。

非常事態宣言は21日に解除されるんでしょうけど、こおれが以後どのような影響を及ぼすのか...。

これから桜が開花するシーズンで温かくもなり、人出はますます増えていくんでしょうね。

オリンピックもゴタゴタしてますけど、ワクチン接種もゴテゴテだしね...全く先が見えないまま。

さて...内閣支持率は上がるのか?下がるのか?



死海文書

2021年03月18日 21時57分00秒 | 話題
新たな断片が60年以上ぶりに発見されたと...。

アニメ好きとしてはどうしても「ゼーレのシナリオ通り...」というセリフが浮かびますな(^_^;

まぁ...内容は旧約聖書の写しらしいんですけど、「死海文書」という字面がオドロオドロしいものがあって、怖いことでも書いてあるんじゃないか...その場所がまた「恐怖の洞窟」というおぞましさを増幅してるし...。

その妄想がエヴァにも繋がっているというワケで。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」も絶賛公開中のタイミングで流れたニュース、界隈も盛り上がっている様子です(*^o^*)



それを新常態として受け入れるしか...。

2021年03月17日 21時22分00秒 | 事件・事故・災害
ないんじゃない?

ニューノーマルとかとも言ってたけど、あまり定着した言葉になってないけども(^_^;

去年の第1回目の宣言で大きくギュッとなり、そのあと緩んで、第2回は小さく...おそらく今の状況が抑えられる限界なんじゃないかなと。

マスク着用率は確実に上がったし、衛生意識も以前に比べたら高くなっているのだろう。

すごく神経質な人もいれば、どんなに酷い状態でも無頓着な人は存在する。

あとは個々の判断で、会食は控える、人がたくさん集まる場所には近寄らない...とかね。

本日の東京の感染者はほぼ一ヶ月以来、400人を越えた。

その渦中においても宣言は21日に解除されることでしょう...やっぱり最後は...民度ってヤツが問われるんでしょうねぇ...(´д`)



大塚康生さん、逝去

2021年03月16日 20時15分00秒 | 話題
昨日深夜、Twitterで流れていた情報で知りました。

大塚さんについて「過去形」で語る書き込みに...嫌な予感めいたもので心が疼き、そして15日の朝に亡くなった事実を知り...なにも手につかなくなってしまいました...。


御年89歳、大往生と言える年齢ですが...やはり失ったものの大きさに落ち込みます。

大塚さんは私が「アニメーター」とか「作画監督」という存在を認知した最初の人物です。

小学生時代に親しんだ作品のオープニングには「大塚康生」という名前を目にすることが多く、楽しく面白いTVまんがは皆、大塚っていう人が作っているんだなと。

当時は「おおつかやすお」と読めず、「おおつかこうせい」と言ってましたっけ...。

余談ですが...先日「シン・エヴァンゲリオン新劇場版」鑑賞の帰り、同行の友人とそんな話しをしましたが...どこか虫の知らせみたいなものを感じていたのかなと、不思議な気持ちになっています。

そして...その後、中学・高校へと年を経るごとに、大塚さんの凄さと深みに触れ、アニメーターという職業に強く憧れるように...。

半生記でもある「作画汗まみれ」は出会った本の中でも特別に大事な存在で、新装版が出る度に購入してきました。

戦時中の鉄道、戦後の進駐軍による各種車両のスケッチ群は、構造とディテールの描写に舌を巻いたものです。

映画「この世界の片隅に」において...。

往事の姿をオマージュしたシーンを発見した時、現代にいたる日本独自のアニメの...その源泉なんだなと...。

長生きされた分、悲しみも...やはり東映動画時代の後輩でもあった高畑勲さんの死への想いでしょう。

弔辞の「そんなはずないっていう思いで、悔しくて悔しくてしょうがない...」という痛切な心の叫びが心に響いてきて、私もやりきれない想いがしました...。

公の場にお姿を現したのはこの時が最後に...その後は叶精二さんによる近況報告を拝見し、お元気そうだし、穏やかな老後生活を送っていらっしゃるなぁ...と。

この世から旅立たれ、今頃は高畑さんや東映動画時代の先輩・後輩と再会し、楽しく昔話に花咲かせているのかな...。

お疲れ様でした。言葉では言い尽くせない沢山のものをいただいて、本当にありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。安らかにお休みください。

合掌。



長いと感じさせるのは、下手だってこと...。

2021年03月14日 19時50分00秒 | 話題
仕事がテレワーク化されて、無意識のうちに常日頃のテーマになっているなと。

簡潔で短ければ良いのかというと、そうではない。

ニュアンスが欠落していると、曲解される危険もあるし、相手にブレさせたくもない。

なので、いきおい慎重になってしまい話しは長くなってしまう...。

それでいて、「あれ?今の話しって何が言いたかったんだっけ?」と自分自身わからなくなったりね(^_^;

通話主体だと、お互いの表情もわからないけど、反応が希薄になってくると、空回りしているのかも...と不安にもなる。

元来、トークが上手い方じゃないし、無駄なく適度に...って、どの程度のものなのか...?

仕事しながら、悩む毎日ですわ...(´д`)



シン・エヴァンゲリオン劇場版、観賞2回目

2021年03月13日 21時10分00秒 | 映画
爆弾低気圧の中(^_^;

立川シネマの極上爆音上映にて堪能!

でもちょっと低音要素が足りなかったかな...もうちょっとチューニングを強くして腹に響く感じがほしいなとも...こっちが慣れてきちゅったのもあるのかなぁ。

内容云々は避けますけど、「カメラを止めるな!」の監督・上田慎一郎さんが言っていた「映画は一度死んで、生き返る」...まさにそんな作品だなぁと。

いろんな小難しい理屈で固めている本作ですけど、要するにあの世の境...三途の川を渡るかどうかの話しなんですよね。

それをいろんな味付けをして見せてくれている作品だなと。ちょっと宮沢賢治の「銀河鉄道」な感じもあるし。

そして、新劇版だけに登場する真希波マリって、あ〜モヨコさんのことなんだと(*^o^*)

あ...これ触れるとネタバレになっちゃうか(^_^;

ともあれ、一緒に行った友人と帰りに反芻会もできて、楽しい日になりました(^_^)

...ちなみに映画鑑賞中、冒頭に書いたとおり外は大変な悪天候状態だったみたいで、雹は降るわ激しく落雷するわで、交通網がマヒ...電車も中央線も武蔵野線も見合わせや遅れが生じて大いに乱れ、帰途は何倍もの時間がかかってしまいました...(´д`)



生々しい音の表現

2021年03月12日 18時12分00秒 | 事件・事故・災害
あの瞬間、現場に立ち会っていた人の原子炉からの響き。

生きた心地がしなかったでしょうね...。

その後ニュース映像で建屋が吹き飛んだり、崩壊した部分から煙がモクモク立ちのぼる様子を散々見ましたけど、音の描写は初めて聞いたような気がします。

軽いのだったり、重く響くものだったり...現場では様々な音が交錯していたと思います。

視覚よりも聴覚だけの方が情報が欠落した分、恐怖が大きくなる。

当時のザワザワとした気分が蘇るかのような証言です。