かっこいいスキヤキ

今日は今年のでたん初稽古 in 吉祥寺。でも、アビアライヴが２月２日ってことで決まっとるんで、「初稽古」とか言いつつも既にライヴ直前体勢なんである。

稽古の方はそんな体勢ではあるんやが、とは言え初稽古は初稽古。やっぱ新年気分で何かえぇもん喰おうでぇってな感じで向かった今年初打合せ場は、いせや。吉祥寺で初稽古なら、やっぱね。

で、いせやで「何かえぇもん」て何や？てぇと、前々から気になりながらも今に至るまで未喰だった、いせやのスキヤキ。且つ、えぇもん喰う気で来てるので、フツーのスキヤキよりも少～しだけ高い「しもふりスキヤキ」を注文しやした。

随分と前から、いつか喰おうな～とかKonoと言うてて喰わずに来たスキヤキ、そんな経緯で相当に期待が膨らんだ状態で口にしたワケですが、いせやのそれは、そんな膨らんだ期待を萎ませることのないクオリティのスキヤキなんである。そこらのハンパなスキヤキ屋で喰うなら、絶対いせやで喰え！と言うて差し支えない味です。

何よりもでたん２名を魅了したのが、脂の塊。肉が旨いのはもう言わずもがなとして、スキヤキ鍋に脂を敷くときに用いるあの牛脂が、グツグツと煮える鍋の中で溶けずにドッシリと沈んでて、こいつを箸で少しずつ切り、玉子に潜らせて喰うと堪らないほどの牛味！固すぎず軟らかすぎずの歯触りもナイス！この牛脂の味が鍋全体に広がり、白菜やら春菊やら葱やらも牛味が凄いんである。マジ、堪んないっす。

吉祥寺いせやと言えばモツ焼きの店と言う感じのイメージが強い店なんであるが、何でも開店当初はスキヤキメインの店だったらしいんである。だので、このクオリティは当然っちゃ当然なんやね。てか、そもそも肉屋やしな。

そんなワケで、今年初ライヴに向けて吉祥寺で上々のスタートを切った、でたんなんであった。