なんと!なんと!
この度、サライ (小学館発行の月刊誌) 10月号の別冊付録で、
運慶作品の全てが収蔵された、永久保存版の冊子がついていた。
新聞の広告に載ったのを見て、本屋さんにダッシュ!
届きたての10月号を手に入れて、ほくほくで帰宅。
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* 若い頃から、お寺大好きの寺ガールだった *
同級生たちは、北海道だの隠岐の島など、遠方への旅が多かったが、
私はせっせと、奈良や京都のお寺巡りに精を出していた。
寺院の持つ静謐な空気の中で、一刻、我を忘れたり、
仏様の前で畏敬の念に駆られたり、その美しさに魅せられていた。
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* 運慶の仏様は素晴らしい *
今では、寺院や仏像の持つ精神性についての理解も深まり、
内面から滲み出てくる重みや光も感じられるようになった。
運慶の作で有名なのは、東大寺南大門の金剛力士立像の阿形と吽形。
興福寺北円堂の無著菩薩立像、世親菩薩立像など。
力強さの上に丁寧な作りで、豊かな表情、その中にも崇高さを湛えている。
そんな運慶の作品が35軀、全てがこの冊子に掲載されている。
素晴らしい企画に感謝したい。
* * *
運慶の傑作が集結する、史上最大の展覧会は、
「興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」として、
9月26日から11月26日、東京国立博物館で開催
出来たら行ってみたい!