私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

クロアゲハの幼虫かと思い*おもてなし*したのに蛾の幼虫でした(・_・;)

2018年06月24日 | 虫のお話

~ 黄緑色の美しいオオハンゲの葉 (6月3日の状態) ~

オオハンゲが爽やかに葉を広げていたので
毎日眺めるのを楽しみにしていました。

ところが、昨日見ると、黒くて大きな幼虫が
その葉をむしゃむしゃと食べているではありませんか!




~ 小指ほどの太さのでっかい幼虫 ~

真っ黒な体は、まるでビロードのようです。
オレンジ色の斑紋に白い線が入っていて、
これは「クロアゲハ」の幼虫に間違いない!

どんどん食べて、きれいなクロアゲハになるんだよ。
そう思って食べるに任せていました。




そして今朝、見てみるとオオハンゲの葉は
ほとんど食べ尽くされ、幼虫は益々太くなっていました。

* * *

どれどれ、クロアゲハの幼虫を確認してみよう。
そう思い、図鑑を開いてみて、唖然とした。

何故なら
クロアゲハの幼虫だと思って、
大事なオオハンゲの葉を全て提供したのに、
何と、何と、この幼虫は「蛾」の幼虫だったからだ。

スズメガ科の「セスジスズメ」と言う名の蛾だった。




~ セスジスズメの幼虫のフン ~

そして、大きなお土産を置いて行った。

黒くてカラフルだから、クロアゲハの幼虫だと思った自分が情けない(^^;
来年は、オオハンゲの葉が丸坊主にされる前に、どこに行って頂こう。
そう心に誓ったのでありました。





コメント (20)
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