明け方の東の空に一つ輝く金星
これをアイヌでは
ニサッチャオッカムイ (朝の口にいる神)と言うらしい。
ああ、言い得ているなあ~
素晴らしい感性だと思う。
また
中国では、明けの明星を「啓明」と呼び、
「啓」は「開く」や「未知のものを明らかにする」
との意味があり、アイヌの「朝の口にいる神」との
考えが同じであるように思える。
これから夜が明けようとする時に
神々しく強い光を放って
今日の一日が
明るく間違いのないものになるように、
私たちを導いているように思えるのである。
※ 12月20日 午前6時撮影
コトバンク 参考