江戸時代に建てられた学舎や寄宿舎(学房)の跡地に
明治36年(1905)この新校舎が落成しました。
現在はその本館部分が資料館として公開され
旧閑谷学校の貴重な資料が展示されています。
*~ 資料館に取り付けられた登録有形文化財のプレート ~*
現資料館は国の登録有形文化財に指定されています。
明治38年落成の建造物が当時の姿のまま
遺されているのに感動します。
*~ 学房跡 ~*
向こうに火除山が見えています。
*~ 資料館二階の窓から火除山を望む ~*
火除山の向こうは講堂です。
火除山は
学房からの火事の延焼を防ぐために造られました。
*~ 明治のロマン薫る一階部分 ~*
*~ 端正でシックな雰囲気の廊下 ~*
「閑谷入学の者 礼儀正しく学問すべし」
講堂に掲げられた「定(さだめ)」は
ここにも息づいている気がします。
*~ 廊下の窓からの風景 ~*
*~ 黒光りする階段の手すり ~*
*~ 資料館の美しい佇まい ~*
*~ 紅葉美しい資料館前の石塀と校厨門風景 ~*
※校厨門(こうちゅうもん)
学舎、学房(現資料館)へ入る門
石塀沿いに左に進むと講堂です。
*~ 西薇山先生顕彰碑 ~*
西薇山先生の功績を記した顕彰碑は
大正14年(1925)に竣工。
現在も資料館前に現存しています。
参考ー閑谷学校パンフレット
あいうえお論語(旧閑谷学校顕彰保存会発行)
撮影ー11月17日
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これだけ多くの文字が刻まれているところに
教え子たちの先生への深い思いが感じられます。
熱心に教え導かれた子供たちは
ここで人生の宝物を得たのでしょうね。
次回は「論語の小道」をアップしますね(^_-)-☆