私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

閑谷学校*明治38年落成の美しい校舎を利用した資料館・西薇山先生顕彰碑*岡山県備前市閑谷

2021年11月27日 | 時空を超えて来たものたち

江戸時代に建てられた学舎や寄宿舎(学房)の跡地に
明治36年(1905)この新校舎が落成しました。
現在はその本館部分が資料館として公開され
旧閑谷学校の貴重な資料が展示されています。






*~ 資料館に取り付けられた登録有形文化財のプレート ~*

現資料館は国の登録有形文化財に指定されています。
明治38年落成の建造物が当時の姿のまま
遺されているのに感動します。




*~ 学房跡 ~*

向こうに火除山が見えています。




*~ 資料館二階の窓から火除山を望む ~*

火除山の向こうは講堂です。
火除山は
学房からの火事の延焼を防ぐために造られました。




*~ 明治のロマン薫る一階部分 ~*




*~ 端正でシックな雰囲気の廊下 ~*

「閑谷入学の者 礼儀正しく学問すべし」
講堂に掲げられた「定(さだめ)」は
ここにも息づいている気がします。




*~ 廊下の窓からの風景 ~*




*~ 黒光りする階段の手すり ~*




*~ 資料館の美しい佇まい ~*




*~ 紅葉美しい資料館前の石塀と校厨門風景 ~* 

※校厨門(こうちゅうもん)
学舎、学房(現資料館)へ入る門
石塀沿いに左に進むと講堂です。






*~ 西薇山先生顕彰碑 ~*

西薇山先生の功績を記した顕彰碑は
大正14年(1925)に竣工。
現在も資料館前に現存しています。

参考ー閑谷学校パンフレット
あいうえお論語(旧閑谷学校顕彰保存会発行)
撮影ー11月17日

* * *

これだけ多くの文字が刻まれているところに
教え子たちの先生への深い思いが感じられます。
熱心に教え導かれた子供たちは
ここで人生の宝物を得たのでしょうね。


次回は「論語の小道」をアップしますね(^_-)-☆






コメント (8)
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