私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

*菜の花畑と綾部山梅林と古墳群で早春を楽しむ* 兵庫県たつの市御津町黒崎にて

2022年02月16日 | 短歌

~ 綾部山(あやべやま)の裾野に広がる菜の花畑 ~

冬ごもりに飽きた2月11日
春の息吹きを感じたくて
御津町(みつちょう)の菜の花畑に行って来ました。




あらまあ~べっぴんさんがいましたよ~♪
色白でお目々ぱっちりの菜の花娘さんでした。

こちらでは1月から3月にかけて
春の味覚である菜の花の蕾の摘み取りが出来ます。

料金箱に百円入れて
備え付けの黄色い袋いっぱいに摘めます。
私も摘んで帰り
お味噌汁の具と辛子あえに使いました。
ほろ苦い春の味が口内に広がりましたよ~♪

※3月には菜の花祭りがあるようです。
詳しくは「みつ菜の花まつり」をご覧下さいね。




綾部山は標高144.5m
兵庫県の南西部、西播磨の最南端に位置しています。

眼前には国立公園の新舞子浜の海岸家島諸島、小豆島
淡路島などの島々と、遠くは四国も望むことが出来ます。

24haの広大な広陵に海の見える梅林として
西日本随一の梅の里とされています。



梅林の向こうに瀬戸内海が望めます。

11日は開園初日とあって
早咲きの紅梅が咲き始めたところで
白梅はちらほらと見えるだけでした。



白梅は一輪、二輪と探梅の趣き。
これはこれで早春らしいです。




こちらの紅梅は五分咲きくらいでしょうか。




膨らんで色づいた蕾がいっぱいです。
見頃は来週以降になりそうです。



~ 島津久子女史の句碑 ~

梅林には幾つかの句碑が建てられています。
島津久子さんは、昭和天皇第五皇女・島津貴子さんの義母

「こそ乃春 友のさそい乃 梅が香に
引かれて来つる 綾部山さと」

この春に お友達の誘いで 梅の香りに
引かれて 綾部山の里にやって来ました。

素敵です~♪



~ 谷間の紅梅 ~

この斜面一面に咲き揃うと見事でしょうね。
一目二万本と言われています。



~ 竹林をバックに咲く紅梅 ~

これは梅林の入り口(受付)付近の紅梅です。
梅の里らしく
「梅の盆栽」や「切り花」の販売もされていました。
梅の盆栽には興味があって、つい買いそうになり

本当にお世話出来るの?
枯らしたら可哀想でしょ!
しばし自問自答
結局、今回は諦めることにしました。




梅はまだ早かったですが、蠟梅は満開でした。
道は結構な急こう配です。
入り口に車椅子が置いてありましたが
押す人にはかなりの負担になりそうです。

主人がふざけて
「俺を乗せて押してくれ」と言っていましたが・・・(^^;)




年配のご夫婦です。(私も年配者ですけど~^^;)
ご主人が奥様の手を取りエスコートしているのが微笑ましかったです。

老い二人 長き人生 歩み来て
手を取り進む 梅の咲く道
越後美人




綾部山には千五百年前の古墳が点在しています。



いにしえの 人偲ばれる 梅の里
我は千年の あとに生きつつ
越後美人



~ 28号墳 正玄塚の説明版 ~


~ 露出している正玄塚の天井岩 ~




~ 正玄塚の開口部 ~

~ 正玄塚・横穴式石室の内部 ~
係りの方のお話ですと
この石室内に入って見学しても良いとのことです。
古墳に興味のある方には嬉しいお話ですね。

早春の一日
菜の花畑と梅林と古墳群を楽しんで来ました。


※参考ーウイキペディア
   たつの市観光協会御津支部HP




コメント (18)
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