今年の五山の送り火は
三年ぶりの全面点火でした。
昨年主人の母が亡くなり
親族の年長者となった私たち夫婦。
義母が守っていたお仏壇を
無事に我が家にお迎えして
初のお盆を迎えました。
お仏壇をお守りする責任の重さを感じていたところ
今年は三年ぶりに五山送り火が
全面点灯されることになり
是非、TVの画面からでも
その様子を拝見したいと二時間TVに見入っていました。
いつもの光景ながら
今年の送り火には特別の感情が湧いて来ました。
お盆にご先祖様をお迎えして
最後にお送りする。
そのことが真に分かった気がしたからです。
この五山の送り火を守る人たちの
ご苦労を目の当たりにして
この送り火の尊さが心に響きました。
亡くなった人を想う心で
いつまでも大事に思う心で
真心を込めて
お迎えして、お送りする。
この歳になってようやく分かった気がします。
※画像はNHKBSプレミアムからお借りしました。