毎年5月14日は、京都三大祭りのひとつ「葵祭 (あおいまつり)の日」
今年は、コロナウイルス蔓延防止のため中止となりました。
外出自粛のために何処にも行けない日が続いていますので、
観覧を楽しみにしていた方も多いことと思います。
そこで、少し古いですが、
2007年に観覧した「路頭の儀」=市中の行列の様子をご紹介します。
新緑の美しい古都の王朝絵巻をお楽しみ下さい。
~ 路頭の儀、巡行時間 ~
10時30分京都御所を出発 ⇒ 河原町通 ⇒ 11時40分下鴨神社到着
14時20分下鴨神社出発 ⇒ 下鴨本通 ⇒ 北大路通 ⇒ 15時30分上賀茂神社到着
~ 葵祭の起源 ~
葵祭の起源は、平安京が建都される百年も前も昔のこと、
国内を見舞った凶作と疫病の流行を治めるため、欽明天皇が
勅使を遣わし「鴨の神」の祭礼を行ったのが初めてでした。
平安時代以降は国家的行事として行われ、現在も王朝風俗の伝統を
色濃く残す上賀茂神社と下鴨神社の例祭。
そのハイライトは、祭文の奏上と供物の奉納を行う勅使が、
役人や女人とともに両神社を目指して市内を巡る「路頭の儀」です。
平安時代の着付けを忠実に守った装束と祭名の起源となった「葵の葉」を
身につけた行列からは雅やかな貴族たちの文化が伝わります。
~ 勅使用の牛車 (美しく飾られた御所車) ~
可愛い稚児の先導で下鴨神社の参道を進みます。
下鴨神社は京都有数の古社、南には瑞々しい樹木が茂っており、
「糺の森(ただすのもり)」と呼ばれ平安京が建都される以前の植生が残っています。
有料観覧席は、この参道沿いに設えてあります。
御所にも観覧席はありますが、こちらの観覧席は茂った樹木で日差しが遮られ
涼しい環境で日焼けを気にしなくて良いところが好評でした。
手が届くほどの距離で行列が進んで行きます。
白馬も緊張しながらも一生懸命歩いている様子。
頑張って!と声をかけたくなります。
女人の騎馬姿も優雅です。
冒頭の写真は葵祭のヒロイン「斎王代(さいおうだい)」です。
古くは未婚の「内親王」が「斎王」として祭事に奉仕して来ましたが、
現在は未婚の市民女性が「斎王の代理」として行列に参加しています。
この路頭の儀は総勢500名が参加します。
美しい衣装や調度が目の当たりに出来る素晴らしいお祭りです。
来年はコロナも収まり、この美しい路頭の儀が観覧できるといいですね。
いずれ観覧しようかと思っておられる方の参考になれば幸いです。
※私のサインの無い写真は「京都いいとこマップ2007年5月」からお借りしました。
参考ー「京都いいとこマップ」発行(株)グラフィック・協力(社)京都観光協会
残念ながら今年の葵祭は中止となりましたね。
京都三大祭の内、この葵祭だけは見たことがないのですよ。
いつか行って見たいと思いながら未だに果たせていません。良いものを見させてもらいました。
日本最古のお祭りだけに平安絵巻の衣装を着て練り歩く行列は豪華絢爛ですね。
途中で休憩があるとはいうものの、この衣装で長い距離を歩くのは大変なことですね。
糺ノ森は緑の深いところで、見物する側にとっては有り難かったことでしょう。
葵祭では、男性も冠などに葵の葉を挿していて、それが如何にも京らしい風情です。
全行程は8kmで、この衣装での巡行はかなり堪えると思います。
その中で稚児さんたちもしっかり頑張っていましたよ。
携帯で撮った写真ですので画像がぼけたのが残念でした(^^;)
イケリンさんは三大祭りの内、この葵祭だけ観覧されていないんですね。
下鴨神社の有料席は二千円(当時)でしたが、途中の路上で見れば無料です。
また機会があればお出掛けになって下さいね(^_-)-☆
勿論、テレビなどで素晴らしい王朝の絵巻が繰り広げれられている事は知っておりましたが
残念ながら実際に目にした事は有りません。
衣装の素晴らしい事!
観ているだけで当時の世界に足を踏み入れた様な気がして来る様です。
今年はコロナウイルスで中止になってしまったのは何としても残念な事ですね。
お写真の2枚目、3枚目が表示されておらず観る事が出来ませんが私だけなのでしょうか?
葵祭も戸外での行事ですので、雨天順延になりますので遠方の方は
予定がつきにくい場合がありますね。
新緑の中で色とりどりの衣装が映えてとても美しいです。
今年は中止になって「斎王代」に決まっていた方もがっかりされていることでしょう。
来年は無事に開催されるといいですね。
二枚目、三枚目が表示されていないですか?
二枚目は「路頭の儀」の巡行図で、三枚目は「勅使」写真です。
どちらもパンフレットからお借りした写真です。
私の画面では見えているのですが、どうしたのでしょうね?
画面に✖印がついていますか?
他の方は見えているのでしょうか?
こんばんは。
残念ながら葵祭も見物に行ったことがありません。
今年は色々なお祭りやイベントが中止になって残念ですね。
コロナと言う疫病を終息させるためにも、やっていただきたいお祭りのような気がします。
こんばんは。
元々の起源が凶作と疫病の流行を納めるためですから、
祭事自体は行われていると思いますが、
まだ確かめていないので不確かな話で申し訳ありません。
それにしても、季節を感じさせる各地のお祭りが中止されて、今年は寂しいですね。
神戸製鋼に勤務してた頃は休みも多く写真をやり始めてた頃なので京都の大きな祭り一通り見てました
テレビで映る場面など見ると懐かしく感じます
何処もお祭りは中止
こちらも4月29日のれんげ祭り 5月5日のお城祭り 7月22日からの和霊大祭も中止 周辺のお祭りもその発表に便乗?して中止を発表しました
夏祭りはこのご時世諦めるとして2波3波きて秋祭り迄中止にならないように早く終息してくれるといいですね
2,3枚目は再呼び込みしても見えないみたいです
はい、中止になりました。
夏の祇園祭も中止です。
どちらも全国区のお祭りですから今の時期仕方がないですね。
ベルさん宅方面でも多くの行事が中止なんですね。
夏祭りはダメでも、せめて秋祭り頃には終息してもらいたいですね。
やはり2、3枚目は見えないですか。
パンフレットの中からお借りした写真なので、手元でも削除したいと思います。
お知らせ頂き有難うございました(^_-)-☆
葵祭は残念でしたね。神事は執り行われた様子をテレビで放送してましたね
私は一度も見たことがないです。 越後美人さんは行かれたことがあるのでね。
実際に見るとすごく見応えがあるんでしょうね。
今の京都はゆっくりと歩けそうですが、それは出来ないですよね。また、そのうちにいい時が来るのを楽しみにしておきましょう。
写真、全部綺麗に見えてますよ。(6枚?)
それから少し前に気がつきました。プロフィール欄の写真が
変わったんですね。