
気づきと決意
19歳前の頃 身長162cmで 体重が60kgもあった。
顔も足も腕も、とにかく全身がパンパンしていた。
それでもその時は、箸が転んでも可笑しい年頃、本人は気にもせず
友達と夜食を食べながら楽しく陽気に暮らしていたのである。
それから少しずつ大人の女性に変貌してゆく頃、はたと気づいた。
「こんなに太っていては素敵な女性になれない」と。
そこで一念発起して痩せることを決意した。
下宿の同居人達に「10kg痩せる」と宣言して。
自分流メニュー
学生だからお金はかけられない。
自分で美容体操のメニューを考え、6項目を各20回ずつ毎日の朝晩。
それと、縄跳びの全身跳び100回と駆け足跳びの左右を各100回ずつ毎夕
合計300回を一年間続けた。
もちろん、基本的にはおやつと夜食はとらない。
「基本的には」と少し甘くしたのは、友達との語らいや、自分のストレスを
溜めないことを大事にしたかったからだが、結構友達も付き合ってくれて、
1ヶ月に一度「ストレス発散大食いの日」と銘打ち、軽食喫茶で好きなだけ
食べることができた。それでまた1ヶ月頑張ろう!と励ましてくれたのだった。
目的達成とお祝い
そのメニューを忠実に守り、1年たった頃、体重は50kgに減った。
下宿の同居人は「どうせ三日坊主だろう」と、私の決意を信じていなかった。
それは後から分かったのだが、、、
とにかく、宣言通りに実行して痩せたことに驚き、また感心してお祝いとして
このカメオのブローチを贈ってくれたのであった。
その時、私は20歳。良い成人のお祝いともなったのである。
持つべきものは良き友、良き隣人である。
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