鯛ノ浦教会から島の東側の道路を南下します。
この道は山の尾根沿いにあり、一部二車線になっていますがカーブとアップダウンの連続です。山中を通るため眺望がよいわけでもありません。
しかし、ところどころでこのような景色を見ることができます。
船隠教会は、その道路から急な坂道を下った小さな入り江にあります。名前の通り、船を隠しておけそうな入り江です。
静かな、小さな集落ですが、教会は結構大きいです。造りはいたってシンプル。
ここはゆっくりと時間が流れています。
再び道路に戻り、南下します。次に向かったのは浜串。
ここは結構大きな町で、港も大きく、大型の漁船が停泊しています。まさに漁業の町です。
その町の真ん中に浜串教会がありますが、車を停められそうな場所がないため、希望の聖母像のみ見学することにしました。
港の先、堤防の切れ目から堤防の外に出ると希望の聖母像が海を見つめています。
なんともやさしい表情です。
三たび元の道路に戻り、さらに南下します。
昨年9月の旅行で最後に訪れた福見教会への道との合流点を過ぎると道も広くなり、やがて島内のメインルートである国道384号線と合流します。
合流点の少し手前、高井旅海水浴場に立ち寄ってみました。ハマヒルガオが一面に咲いています。
天気が良ければもっときれいなのでしょうが。
奈良尾を出港するフェリーから見えた高井旅教会です。赤いとんがり屋根が良く目立ちます。
この日のここまでの走行距離は100kmくらい、たいした距離は走っていませんが、道が道だけに疲れました。
若松島にも行ってみたかったのですが、今回は断念し、あと二ヵ所教会を巡り、ホテルに戻ることにします。
<その7に続く>