上賀茂神社をでて、社家の町並みを歩いてみます。
社家とは上賀茂神社に仕えた神官の家で、社家が集まって街並みを形成しています。
道路沿いに流れる川は明神川、上賀茂神社の境内を出た「ならの小川」です。
藤木社のクスノキ。
ここで折り返し、鴨川沿いの道を少し歩いてみます。
この辺にはおしゃれなカフェがたくさんあります。そんなカフェの一つで昼食をとり、バスで移動します。
京都市内はバス路線は充実していますが、効率よく回るためには乗り換えと歩く距離をいかに少なくするかを考えてルートを選定する必要がります。
ということで、上賀茂神社からバス一本で移動できる、今宮神社に向かうことにします。
しかし、相変わらず京都市バスの運転はアグレッシブで、立っていると膝を痛めそうになることが結構あります。
途中からかなりの上り坂になり、今宮神社前のバス停に到着。
今宮神社は創建から1000年以上の歴史のある神社です。もともとは疫病や災厄を鎮めるための神社ですが、八百屋の娘、お玉が徳川綱吉の生母、桂昌院になったことから良縁開運のご利益があるとされています。玉の輿の語源ともされ、玉の輿神社の異名があります。
そんな由来なので、参拝者は女性が圧倒的に多いです。
今宮神社の御朱印です。
境内のもみじはすでに紅葉が始まっています。
なかなか良い雰囲気の神社です。
さて、ここまで来たので、名物のあぶり餅を食べることにします。
参道の両脇に一軒ずつありますが、今回は写真右側の「かざりや」に立ち寄りました。
あぶり餅は小さくちぎった餅にきな粉をまぶして炭火で焼き、白みそベースのたれをかけたものです。
これは一人前で500円です。
これはおいしいです。たれは甘いですがしつこくなく、餅も柔らかでいくらでも食べることができそうです。時間がたって冷めても硬くなることはなく、おいしくいただけます。
もう一軒の店はたれの味が異なるようなので、次回はそちらにも行ってみたいと思います。
<その3に続く>