貴船神社奥宮から本宮に戻り、さらに少し下ったところに鞍馬寺の西門があります。ここから山を越えて鞍馬寺に行くことができます。
ここで愛山費を納めて入山しますが、「えぇきっぷ」を提示すると値引きになります。
入山すると、いきなり急な上り坂が待っています。
眼下に貴船川を見ながら急な坂を上ります。
この坂が非常にきつくて、急で足元があまり良くない上に、いくら登っても終わりが見えません。
今日は天気も良く、すれ違う人も結構多いですが、一人だと結構怖いかもしれません。
うんざりするくらい急坂を登って、やっと小さな広場に到着。
ここは魔王殿で鞍馬寺側からくると一番奥になります。
西門からここまでの距離よりも、ここから本殿までの距離のほうが長いので、ここで安心してはいけません。この先の道も非常に険しい道のりです。
途中で野生のシカに遭遇し、
木の根むき出しの道を進み、
不動堂に到着。
途中で見つけたクモの巣アート。
さらに上り坂が続き、背比べ石からは下りに変わります。
この先は道が整備されており、だいぶ楽です。
門をくぐると霊宝殿に到着。ようやく険しい山道を抜けました。
霊宝殿は小さな博物館兼宝物館といった感じで、鞍馬の自然の展示があったり、国宝が展示されていたりします。
ここの定慶作の聖観音立像は素晴らしい仏像で、細身で顔立ちの整った姿は非常に美しく、色気があります。
唐突に表れた感じで、正直、なぜこんなところに、という感じです。
本殿金堂にやってきました。
ここで寺院用の御朱印帳を購入し、御朱印をいただきます。
シンプルな御朱印帳です。
鞍馬寺の御朱印です。
翔雲臺と板石。板石の下からは数多くの国宝が出土しており、その一部は先ほどの霊宝殿で見ることができます。
ここは狛犬ではなく虎が本堂を守っています。
仁王門に向け進みます。
<その5に続く>