to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
尚、当ブログにある文章、画像の無断転載はご遠慮いただいております。

2014年4月28日 高知・愛媛旅行 2日目(その1)

2014年05月05日 21時45分25秒 | 旅行

四国旅行2日目。今日は雨の予報となっていますが、まだ雨は降っていません。

今日は一日四万十川と付き合う予定なのですが、天気が心配です。

 

「黒潮本陣」の朝食はオーソドックスな内容です。ただ、ところ天がついているのが特徴的です。この周辺では結構ところ天の店も見かけたので、この辺の名産のようです。

 

 

 

 

つゆはだし味でやや薄味、関東と違い酢の味はありません。

 

 

 

「黒潮本陣」は、食事もおいしく、スタッフの対応も非常によく、非常にいい気分で過ごすことができました。

近くにあれば何回でも来たいところです。関西圏からだと車で一泊程度で来ることができるようで、うらやましい限りです。

 

一つだけ注意することは、部屋の入り口にあるオレンジのランプのところにあるスイッチを切るとコンセントを含め部屋の全電源が切れてしまうということです。

夜、知らずに切ってしまい、朝、スマホが充電されていなかったので少し焦りました。その旨表示があってもよいと思います。

 

 

 

さて、チェックアウトした後、同じ敷地内にある「黒潮工房」によりました。

ここはタタキの体験や食事のできる施設ですが、土産物も売っており、朝8時から開店しています。

 

 

中に入るとちょうど仕込みの最中で、ひたすら葱を刻む人と、にんにくをスライスする人が作業中でした。

 

ここで、以下の3点を購入しました。

焼かつお。

 

 

塩焼き鰹。

 

焼きみそ。

 

 

 

 

宿を出て、まずは窪川に向かいます。窪川、現在の四万十町までは高知自動車道が開通しており、移動は快適で早いです。しかも無料供試区間なのがうれしいところです。

 

 

「道の駅 あぐり窪川」で休憩し、四万十川沿いに西へ進みます。

 

ちょうど、ツバメが巣作りに励んでいました。この時期の四国はツバメの繁殖期のようで、どこに行っても多くのツバメを見かけました。

 

 

 

 

 

四万十川は、高知県西部の山中に源を発し、南に向かい、窪川のあたりで海まで7㎞まで近づきますが、そこから西に方向を変え、30㎞も内陸に入ってから再び南下し、中村(現四万十市)で土佐湾にそそぎます。

川の長さは直線だと100㎞程度ですが、蛇行を繰り返すため全長は196㎞、日本で11番目に長い川となっています。

 

 

窪川から四万十川沿い進むと、JR予土線と並行する区間があります。ここで、3月に運航を開始した、新幹線0系を模した車両に遭遇しました。

予土線はこの先、いったん南に向かってから四万十川沿いに戻って来ますが、国道はショートカットするので、先回りして途中駅で写真を撮れそうです。

と思ったのですが、予土線の江川崎~若井間は1974年の開業で、トンネルと高架線で直線的な線形で、しかも駅も少ないためかなりのスピードで走行するため、追いつくどころか軽く振り切られてしまいました。

 

 

仕方ないので、土佐大正駅の駅舎だけ写真を撮ってきました。

 

 

 

 

土佐大正駅からさらに四万十川沿いに進みます。山の中に入っていくのですが川を下るという妙な状態のまま十川駅の近くに来ると、大量の鯉のぼりが四万十川を泳いでいました。天気が良くないのが残念です。

 

 

 

 

                         <その2に続く>

 

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2014年4月27日 高知・愛媛旅行 1日目(その4)

2014年05月04日 20時30分32秒 | 旅行

本日の宿泊は、中土佐町の「黒潮本陣」、全国でも屈指の人気の公共の宿です。

 

 

 

 

久礼の町と久礼湾を望む丘の上にあり、部屋からの眺望は抜群です。

 

 

正面に見える二連の岩は「双名島」といって、昔、台風のたびに家が流されて困っている久礼の人のために鬼が2個の岩を棒で串刺しにして持ってきたがここで力尽き、海に沈んだ、一緒に来ていた小鬼も悲しんで岩になった、というちょっと悲しい伝説があります。

 

 

 

 

温泉は、内湯は入るとぬるぬるした感じのある単純泉で、消毒液が添加されているのは宿の性質上仕方ありませんが、消毒にも負けていない、思ったよりも良いお湯でした。

また、露天風呂は太平洋の海水を沸かしたお湯になっています。海水ということで体の組成と近いためか、非常に気持ち良いのですが、問題は塩分の濃度で、早い話が塩茹でになっているわけで、調子に乗って長湯していると脱水症状となり、湯あたりした状態になってしまいます。

ここの温泉に入るときには水分補給は必須です。また、宿側にはぜひ脱衣場にウォーターサーバーの設置を望みたいところです。

 

ちなみにここの風呂は、立ち寄り湯ができる宿の風呂、ではなく、日帰り温泉を併設した宿、と考えたほうがよいと思います。

要するに常に外来の入浴者がいるということです。ただし、17時~18時30分と21時以降および朝の時間帯は外来の受付をせず、宿泊客専用時間となります。

しかし、特に17時~18時30分は宿泊客が集中するため、すいているわけではありません。

 

 

 

 

 

 

 さて、いよいよ夕食です。この宿の最大の特徴は地元の食材、魚を中心とした食事で、とても楽しみにしていました。

 

食事所の前には生簀があり、大量の伊勢海老がいました。果たしてこれは出てくるのでしょうか。

 

 

 

 

まずは前菜。

 

・レンコ鯛袱紗焼き・うすい餡、花びら百合根、竹の子土佐煮、牛蒡旨煮。

 

 

 お造りは伊勢海老、天然真鯛、伊佐木です。波模様のお皿がGoodです。そして、刺身にも柑橘がつくのは高知ならではでしょうか。

 

 

 

 高知に来たからには当然日本酒です。高知はとにかく大量に飲むので、どちらかというと濃い系の日本酒が多い西日本の中では辛口で飲みやすい傾向となっています。

ただし。某県の端麗辛口のように単に薄いだけで水っぽい酒とはわけが違います。

 

「黒潮本陣」では地元久礼の西岡酒造店の日本酒を飲むことができます。

まずはそのままの名前の「久礼 純米酒」です。とても飲みやすくてついつい進んでしまいますが、なんとアルコールは17度あります。調子に乗って飲んでいると撃沈間違いなしです。

 

 

 

ところで、ここ「黒潮本陣」は、「鰹乃國の湯宿」と名乗っています。ということで、箸置きも鰹でした。

 

 

 

そして、なんといってもこれがメインでここに来ました。黒潮名物 鰹わら焼塩タタキ。

 

 食べ方としては、すでに塩味がついているのでこのまま付け合わせの生ニンニクのスライス、刻みねぎ等と一緒に食べてもよし、ポン酢、レモンだれをつけてもよしです。

しかし、これはおいしいです。肉厚の脂ののったカツオと藁焼きの香り、これがカツオのたたきだとしたら、我々が普段食べているものは何なのか、というくらい別ものといってもよいかも知れません。

この旅行の少し前に、女優の広末涼子さんが、テレビのインタビューで、カツオのたたきは高知でしか食べない」と言っていましたが、その気持ちはわかります。

 

宿にあったパンフレットによると、鰹には「おいしくない、臭い」鰹があり、さばいてみないと分からないとのことです。

それが実際にはどの程度の違いなのかは判りませんが、ここで食べた鰹のタタキが今までに食べたものと比べ物にならないくらいおいしかったのは確かです。

 

 

 

次の御凌ぎもカツオ料理です。鰹バッテラ 酢どり茗荷。

カツオをバッテラにすること自体、他の地域では思いつかないのではないかと思います。

 

 

 

次は油物。

太刀魚磯部揚げ、新玉葱、アスパラ、えび煎餅。

  

 

 

 調子に乗って日本酒を追加します。同じ西岡酒造店の純米吟醸生酒「旬のねむり」。こちらもアルコールは17度です。

さすがに全部は飲み切れませんでした。

 

 

温物。

金目鯛の土佐ジロー玉子とじ。

白菜、榎木、京葱、三葉。

土佐ジローは高知の地鶏です。

 

 

 

 

御飯は四万十川源流大野見産ひのひかり。

付け合わせは胡瓜浅漬け、山菜めかぶ、カラヤン。

カラヤンは久礼の大正町市場で売っているかつお辛焼きみそで、かつおとか野菜を混ぜて味付けしたみそを焼いたもので、これだけで御飯が進みます。

 

そして、味噌汁は伊勢海老赤出汁仕立てです。

 

 

 

 最後、水物は柚子ゼリーと豆乳葛餅。

 

 

食材は土佐ジローの玉子以外、すべて魚介類という徹底ぶりです。特別料理にグレードアップすれば牛肉も出てきますが、やはりここは地元の魚と地酒の組み合わせが最高だと思います。

手の込んだ料理が出てくるわけではりませんが、素材の良さを生かすためには余計な手を加えないのが一番で、逆に素材の良さがあってのこの料理と言えるでしょう。

 

 

                           <2日目に続く>

 

 

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2014年4月27日 高知・愛媛旅行 1日目(その3)

2014年05月03日 23時13分41秒 | 旅行

「土佐和紙工芸村 くらうど」を出て、高知自動車道を西に進み、中土佐町の久礼にやってきました。

 

 

 

 

 

久礼大正町市場をのぞいてみました。すでに夕方近くなのでもう終わっているかと思いましたが、まだまだ営業中でした。

 

なかなかおいしそうな魚や加工品が並びますが、宿の夕食の時間も迫っているので、ここでの食事は控えることにしました。

ちなみに反対側の入口の看板は大黒様です。

 

 

 

 

次に、地元の苺農家が運営するケーキショップ「風工房」に立ち寄りました。結構な人気店で、この日もかなり混雑していました。

 

 

 

店舗は、久礼湾を一望できる絶好の場所にあります。

 

 

2階はカフェになっているので、ここでお茶をすることにしました。

いちごパフェ。

 

 

苺スムージー。

 

 

味はシンプルで、当然ですが苺の味がしっかりしています。やはり、スイーツも食材によるということがよくわかります。しかも値段も安いです。正直便利な場所にあるとは言えないですが、次から次へと来客があるのも納得でした。

 

 

 

 

                             <その4に続く>

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2014年5月2日 パシフィックリーグ公式戦 埼玉西武ライオンズvs千葉ロッテマリーンズ

2014年05月02日 23時58分52秒 | マリーンズ

久々にカテゴリー「マリーンズ」です。でも、マリーンズのネタではありません(ネタ元はマリーンズですが・・・)

 

埼玉西武ライオンズ 岸投手のノーヒットノーランを球場で見てきました。

完全試合を含め89回目、ということは平均して年に1回あるかどうか、年間のプロ野球の試合数は864試合なので、見ようと思ってみられるものではありません。

 

 

 

 

 

 

 

岸投手。立ち上がりは球数も多く、成瀬投手と同じくらい良くなかったのですが、2回に成瀬投手が四球連発で自滅するのと対照的に立ち直り、正直なところ3回くらいで今日は勝てないな、と思いました。

 

 

 9回になっても全く危なげなしでした。

 

 

 

 

 

本日唯一の得点をたたき出した、渡辺直人選手。パリーグに戻ってきて完全復活したようです。

 

 

 

成瀬投手。この日は明らかにボールと分かる球が多く、3回までに4四球、0ボール2ストライクから四球を出したりと、らしくない投球でした。

投球フォームも投げ急いでいる感じで、また投球後に回転したり飛び跳ねたりする場面も多く、完全に投球フォームを崩していたようです。

それでも7回2失点はさすがなのですが、今日は2回で勝負ありでした。

 

 

 

8回から登板した南投手。今日は非常に良かったです。数年前の良かった時に戻った感じです。このまま行ってくれると、リリーフから誰かひとり先発に回せるのですが。

 

 

 

 

                          <おわり>

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2014年4月27日 高知・愛媛旅行 1日目(その2)

2014年05月02日 14時14分16秒 | 旅行

高知市内から西へ向かい、仁淀川沿いにある「道の駅 土佐和紙工芸村」にやってきました。

 

 

ここには「くらうど」という、ホテル、レストラン、温泉、ショップのほか、カヌー、紙漉き体験等もできる施設があります。なかなかおしゃれな建物です。

 

 

 

 

 予想通り、レストランはそれほど混んでいなかったので、ここで昼食をとることにしました。

 

 

 

 おすすめランチの鶏もも肉のポワレとパスタランチを注文しました。

 

まずはランチのサラダとスープ。スープはキノコ系の味が強めです。

 

 

 

鳥もも肉のポワレ。こちらのソースもキノコが入っています。

 

 

セットのパンもおいしいです。

 

パスタにはフォカッチャがついています。こちらもキノコソースでした。

 

味は文句なし、値段も安く、ここまで来て正解でした。

 

 

 

昼食の後、仁淀川の河畔におりてみました。

四国の清流といえば四万十川が有名ですが、仁淀川もかなりのもので、水質は全国1位ということで、独特の青い透き通った水は、仁淀ブルーと呼ばれています。

 

 

 

蒸し暑かった高知市街に比べ、風は爽やかで、少し寒いくらいです。

 

 

 

ここのショップで小夏ジャムとポン酢を購入し、西へ向かいます。

 

 

 

 

 

 

                        <その3に続く>

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