四国旅行2日目。今日は雨の予報となっていますが、まだ雨は降っていません。
今日は一日四万十川と付き合う予定なのですが、天気が心配です。
「黒潮本陣」の朝食はオーソドックスな内容です。ただ、ところ天がついているのが特徴的です。この周辺では結構ところ天の店も見かけたので、この辺の名産のようです。
つゆはだし味でやや薄味、関東と違い酢の味はありません。
「黒潮本陣」は、食事もおいしく、スタッフの対応も非常によく、非常にいい気分で過ごすことができました。
近くにあれば何回でも来たいところです。関西圏からだと車で一泊程度で来ることができるようで、うらやましい限りです。
一つだけ注意することは、部屋の入り口にあるオレンジのランプのところにあるスイッチを切るとコンセントを含め部屋の全電源が切れてしまうということです。
夜、知らずに切ってしまい、朝、スマホが充電されていなかったので少し焦りました。その旨表示があってもよいと思います。
さて、チェックアウトした後、同じ敷地内にある「黒潮工房」によりました。
ここはタタキの体験や食事のできる施設ですが、土産物も売っており、朝8時から開店しています。
中に入るとちょうど仕込みの最中で、ひたすら葱を刻む人と、にんにくをスライスする人が作業中でした。
ここで、以下の3点を購入しました。
焼かつお。
塩焼き鰹。
焼きみそ。
宿を出て、まずは窪川に向かいます。窪川、現在の四万十町までは高知自動車道が開通しており、移動は快適で早いです。しかも無料供試区間なのがうれしいところです。
「道の駅 あぐり窪川」で休憩し、四万十川沿いに西へ進みます。
ちょうど、ツバメが巣作りに励んでいました。この時期の四国はツバメの繁殖期のようで、どこに行っても多くのツバメを見かけました。
四万十川は、高知県西部の山中に源を発し、南に向かい、窪川のあたりで海まで7㎞まで近づきますが、そこから西に方向を変え、30㎞も内陸に入ってから再び南下し、中村(現四万十市)で土佐湾にそそぎます。
川の長さは直線だと100㎞程度ですが、蛇行を繰り返すため全長は196㎞、日本で11番目に長い川となっています。
窪川から四万十川沿い進むと、JR予土線と並行する区間があります。ここで、3月に運航を開始した、新幹線0系を模した車両に遭遇しました。
予土線はこの先、いったん南に向かってから四万十川沿いに戻って来ますが、国道はショートカットするので、先回りして途中駅で写真を撮れそうです。
と思ったのですが、予土線の江川崎~若井間は1974年の開業で、トンネルと高架線で直線的な線形で、しかも駅も少ないためかなりのスピードで走行するため、追いつくどころか軽く振り切られてしまいました。
仕方ないので、土佐大正駅の駅舎だけ写真を撮ってきました。
土佐大正駅からさらに四万十川沿いに進みます。山の中に入っていくのですが川を下るという妙な状態のまま十川駅の近くに来ると、大量の鯉のぼりが四万十川を泳いでいました。天気が良くないのが残念です。
<その2に続く>