初体験だったので
「ほぉ~」と。
「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」67点★★★☆
名前とウワサは聞いたことがある
超絶パフォーマンス集団の演技を3Dでみる映画。
「ナルニア国」のアンドリュー・アダムソンが監督、
「アバター」のジェームズ・キャメロンがプロデューサー。
ドキュメンタリーではなく、
映画用のオリジナルストーリー仕立てで、
セリフはなく
普通のサーカスにやってきた女性が、
“不思議な世界”に入り込んでいく、という話。
空中ブランコ、シンクロナイズド・スイミング、中国雑技団のような
アクロバティックな演技がガンガンに盛り込まれ
「スゲエ!」の一言。
しかも
ただの“曲芸”ではなく、
それらを「最も効果的に魅せる方法」に
知力が絞られているのが、この集団の魅力ですねえ。
水や火、砂、布を使った
ダイナミックな舞台美術が美しいし
例えば空中ブランコで「落ちてはいけない」禁断ルールを
あえてくつがえすような演出に息を呑みました。
パフォーマーにはそれぞれ得意分野&役割分担があるそうで
映画宣伝の方によると
例えば新体操とか、シンクロとかのオリンピックレベルの選手などを
スカウトしに行くそうなんですよ。
スゴイねえ。
ただ、技っていうのは
やっぱり「おお!」という最初の刺激が最大で
ちょっとシークエンスが長くなると
次第に麻痺していき
だんだん退屈になってしまったのも事実(苦笑)
ホント言うと
舞台裏を写すドキュメンタリーで観たかったかなという気もする。
それでも
次から次へと多彩な技が出てくるので
感心いたしました。
特に球体の水槽のなかを泳ぐ女性が美しかった!
子供のころ、水中バレエを見て
物凄い衝撃を受けたことを鮮烈に思い出しました。
「バレエがやりたいやりたい」と泣きわめいたなア。
やれなかったけど(笑)
と、いうことで
ぜひ、お子さんにおすすめです。
★11/9(金)から全国で公開。
「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」公式サイト