夕べ深夜2時半に
うっかりこの映画のCMを見てしまった・・・

・・・怖いっつーの!

「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」59点★★★
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妻に先立たれた弁護士アーサー(ダニエル・ラドクリフ)は
幼い息子を抱えて、孤軍奮闘していた。


しかし世間は甘くなく
事務所の所長から
次の仕事をこなせなければ「クビ」だと言われてしまう。

その仕事とは
田舎町のある館で亡くなった夫人の
遺品や遺産の整理だった。

田舎町に降り立ったアーサーは、
町の様子がどこか奇妙なことに気づく。


その町ではかつて
子どもたちが次々と死んでしまう悲しい出来事があったのだ。

なんとその元凶は
アーサーが向かう館らしい――。
彼はたった一人、
忌まわしき館を調べることになるが・・・?

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「ハリポタ」終了後の
ダニエル・ラドクリフの最初の一手は
1983年に発表され、TV化や舞台化された人気ホラー小説の映画版。
最初は
映像も綺麗だし、
さほど品のない脅かしでもないし・・・

いや、かなりガチホラーでした!

かつて「吸血鬼ドラキュラ」(58年)などの怪奇映画で一世を風靡し
「モールス」(10年)で復活した
ホラーレーベルが製作しているそうで
影や鏡、窓ガラスなどの材料を駆使して
「あれ、いま画面の後を誰か横切ったよ――?!」

「え?誰かが後ろの鏡に映ってる――?!」

古典的で確実に怖い「ギャー!!」手法のオンパレード。
なので
怖がりさんには正直、おすすめできません(苦笑)

怖いのは百歩譲るとして
「永遠のこどもたち」みたく
その背景に深い悲しみやなんかが
あれば納得できるのですが、
あまりそうした深みはなく
どう怖がらせるかがだんだんエスカレートしていく・・・という印象が
ちょっと残念でしたねえ。

ただ
後味は別にして
決着は悪くない展開だった。
品の良さも最後まで保たれているし
中身にもう三捻りくらいあれば
よかったな、と思います。
しっかし、あ~怖かった!(苦笑)

★12/1(土)から新宿ピカデリーほか全国で公開。
「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」公式サイト