完全に“英国推し!”なところも
カッコよかったすよ。

「007 スカイフォール」70点★★★★




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英国諜報機関MI6のエージェント
007ことジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は


ミッションの途中で銃撃され、川に転落する。
ボンド死す――?!

しかし彼は
MI6の“M”(ジョディ・デンチ)の呼びかけに答えて復帰してくる。
今度の敵は、元MI6の諜報員で
相当に手ごわい相手だった――!

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スタイリッシュというよりも
クラシカル・ビューティー。


女王陛下の、な雰囲気を
強く感じました。


かといってクラシカルだけではなく
タイトルロールの意匠に
ヴィビアン・ウエストウッドっぽい
パンキッシュなイングランドもあったり、
アクションもギリギリ危機感で煽るのではなく
それ以外の“凝り方”に独自の美意識がある感じ。
MI6本部が古い建物に移動したり、
クラシカルなボンドカーが登場したり


「M」=ジョディ・デンチが
かなり主役なのも、
そういう理由でしょうねえ。

ダニエル・クレイグのスーツ姿はもちろん
上海のブルー、マカオの赤・・・と
色で統一されたイメージも美しかった。


タイトルの「空が落ちてくる


全編にロマンチズム


割と好きす。
ただ中盤までは盛り上がりどころが掴めず、
眠くもありました。

その後、
日本の「軍艦島?!


ロケハンだけで、撮影はしてないらしいですが
いいロケネタ探してきますわなあ。

敵役ハビエル・バルデムも怪演ですが
Q役のベン・ウイショーがいい!

クルクルとめまぐるしく
ついていけないアクション系にうんざりな方に
よりオススメできます。

★12/1(土)から全国で公開。
「007 スカイフォール」公式サイト