ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

弟子屈で洗濯して阿寒湖、オンネトーに行く(8月23日)

2014年08月23日 | 2014/7-8 北海道のたび
 昨夜半から結構激しい雨が屋根をたたいていた。朝には小降りになったが、今日は一日雨のようだ。昨日の朝の散歩の時に、道の駅の近くにコインランドリーを見つけておいた。ペンション「Birao」の横にコインランドリーの控えめな看板がある。今日はそこで洗濯。
 
家庭用の縦型の洗濯機だけかと思ったら、12Kg用を始めとして洗濯乾燥機が5台並んでいる。北海道はコインランドリーがなかなかない中で、ここでこれだけの所があってよかった。
 
 道の駅「摩周温泉」駐車場は、昨夜からの車中泊の車で8割方埋まっている。道路を挟んだ第二駐車場も半分くらい。いつまでもここにいては営業妨害になりそうなので、朝食を済ませて8時半ころに洗濯に向かった。

 乾燥に手間取ってかなり時間を消費したが、お昼を食べに行く。弟子屈ラーメン本店。注文はしょうゆラーメン。

かなり待ってからようやくラーメンが目の前に。麺にすばらしく腰があってスープも最高。
 
 これから阿寒横断道路を西に走る。双湖台までずっと上りが続く。このころから天候が回復し、時折太陽も出てくる。双湖台からは、パンケトー、ペンケトーもきれいに見えた。


 阿寒湖まで降りていくと雄阿寒岳の山頂まで見えるようになってきた。

阿寒湖からのパノラマ。


 オンネトーに行く。静かな湖だ。雌阿寒岳もきれいだがここから見る阿寒富士がいい。
 

 今日の温泉は雌阿寒温泉。阿寒湖ととは打って変わってひっそりとしている。しかし近づくと硫黄の温泉臭ががつんとくる。今日の入浴はオンネトー温泉 景福。

内湯は無色透明すぎて青く見える。丁度適温だが湯船の底に敷いた玉砂利の下から源泉が沸きあがってくる。露天はさらにぬるめのお湯。こちらは黄白色の析出物が岩風呂の底といわず縁といわずびっしり着いている。お湯は無色透明だが湯の花の白い粒がほんの少しある。含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉だそうだが、源泉をなめてみるとちょっとすっぱい。しばらく入っていると肌がちょっとぴりぴりしてくる。温泉らしいお湯で昨日の川湯温泉に続けて満足した。

 この後は足寄に向かう。車中泊は道の駅「あしょろ銀河ホール21」。旧国鉄の足寄駅の跡に建てられている。旧駅舎やホームなども一部残されているようだ。
  
鉄道が廃止された後をどうしていくかというひとつの答えだろう。国鉄の駅が町の中心だっただけに、何かないと納まりが着かないのだろうなあ。
 中湧別もそうだが、中湧別は駅だけでなく保線区もあっただけに、喪失感は大きかったと思う。

 さて、この道の駅「あしょろ銀河ホール21」、まだ中に入ってはいないが駐車場が駅の両側に別れていて、真ん中のトイレまでが遠い。また21時を過ぎても前の国道241号をトラックがガンガン走る。




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屈斜路湖で温泉(8月22日 その2)

2014年08月22日 | 2014/7-8 北海道のたび
 弟子屈から周囲の山はまったく見えない。これでは摩周湖に行っても仕方ないし、美幌峠に上がっても何も見えないだろう。そこで屈斜路湖に行って温泉を楽しむことにした。
 最初は無料の露天風呂「古丹温泉」。残念ながら管理している人が清掃中。
 
清掃が終わって、お湯を入れても熱くてすぐには入れないそうだ。自然に冷めるのを待つので15時ころかなということだった。

 それなら先に進んで「砂湯」。ここは湖岸の砂を掘れば温泉がわいてくる。

足のくるぶしの上くらいになるまで砂を掘り、熱かったので湖の水が入るようにする。ベンチがおいてあるのを使わせてもらう。気持ちいい。だが足を砂の中にもぐらせると、あっちっち、砂に入れたところが赤くなった。

 ここの駐車場は道路の反対側にあって、広い。トイレもきれいだ。ここで車中泊でもいいのではないかと思うが、今日は食べるものがない。


 もうひとつ、川湯温泉で今度は入浴だ。川湯温泉の街に入っていくと、ぷ~んと硫黄の温泉臭さが漂ってくる。行ったところは川湯温泉公衆浴場。

内湯のみだが、窓を少し開けてあるので外の気持ちいい風が入ってくる。長四畳くらいの浴槽はどうやら源泉で少し熱め、その横の三畳くらいの浴槽は水ではないが微温湯。両方の浴槽共に深い。特に微温湯の方はお尻を底につけると鼻までお湯がくる。
ここのお湯はかなりの酸性で、硫黄臭さに加えてすっぱい匂いまで感じる。湯口のお湯をちょっとなめたらすっぱい。色は無色透明だが源泉湯の方はお湯の中に細かな湯の花の粒がぱらぱら泳いでいる。泉質は酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)、pHは1.6とのこと。すっぱいはずだ。ともかくとてもいい湯だった。

 帰りがけにもう一度「古丹温泉」に立ち寄ったが、入浴不可と書いてあったので、あきらめた。

 今夜は再び道の駅「摩周温泉」で泊る。
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朝の道の駅「摩周温泉」(8月22日)

2014年08月22日 | 2014/7-8 北海道のたび
 今朝も曇り。車内は21度、外はたぶん18度くらいかな。
 道の駅「摩周温泉」の近くを散歩してきた。
  
道の駅本館はなかなかしゃれた建物。外には足湯もあり、裏には水汲み場まである。この水も冷たくて美味しい水だ。

 川を渡って向こう側に「水郷緑地公園」がある。
 
ここの駐車場にも車中泊の車が10台くらい停まっている。静かで落ち着けるところだ。大きな池の周りを遊歩道がめぐっていて真ん中に島がある。この島をバードサンクチュアリにしている。池では水鳥が泳いだりもぐったりしていた。

 今日はどこに行こうかな。この天候ではどこに行っても眺望は望めない。
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霧多布湿原を散策した後、釧路湿原でそのスケールに感動(8月21日)

2014年08月21日 | 2014/7-8 北海道のたび
 朝食の後、霧多布岬を歩いてみた。丘の上に灯台がある。手前の湾内では漁船が昆布漁の真っ最中。
 

 灯台までの道も灯台から先も、遊歩道の横には色々な花が咲いている。○○原生花園と名乗らずとも、ここでは少なくとも今は色んな花が多くて楽しめる。
   

  

  

   

  

 岬からの帰り道に海を見ると昆布漁の漁船がまったくいない。どうやら午前8時で漁は終わりというルールがあるようだ。

 キャンプ場でごみの処理と水の補給をした後、霧多布湿原センターに行く。途中で昆布を干しているところを通る。これも結構手間がかかっている。


 湿原センターに着いて、ここを出発点に湿原を歩く「ヤチボウズ木道」を歩く。奥は林道に熊が出るという看板を見てビビリ気味。湿原センターのお姉さんに「木道は熊は大丈夫ですね」と何度も確認している。
 木道脇の花もこれまで見たものが多い。どれが湿原に特有の花なのかわからなくなった。
  

  

  

   



 厚岸の手前で黄色の花が一杯に咲いている畑?があった。ネットで検索するとオオハンゴンソウ(大反魂草)らしいが、帰化植物で特定外来生物に指定されているとのこと。でもこれだけ見事に花畑になっているということは、何なのだろうか。
 

 厚岸に出てから国道44号を釧路方面に向かうが、途中でショートカットして釧路湿原を一望する「細岡展望台」に向かう。展望台に近づくにつれ2車線が1車線に、舗装道路がダートになる。最後の500メートルで上から枝が下がっていたのでクルマはあきらめた。かなり広いところにクルマを停めて歩いていく。歩いていくと道の端にキタキツネがうずくまっている。


 なんだかわからないままに細岡ビジターズラウンジ、ここを過ぎて800メートルくらいで展望台。


展望台からの眺めに感動した。すごいスケール感。残念ながら雌阿寒岳は見えなかった。


 今日の温泉は釧路湿原パーク「憩いの家かや沼」。内湯の浴槽が3つと露天風呂。内湯のうち真ん中の浅い浴槽が源泉そのままなのだろう。熱い。最初は足を入れただけで飛び上がって出てしまった。次に手前側の浴槽で十分温まってもう一度入ったが、肩まで入って数秒で飛び出した。
 露天はちょっと熱め。43度くらいだろうか。源泉そのままと表示がある。お湯は無色透明でナトリウム - 塩化物泉というが、それほどべたべたしない。

 温泉を出て道の駅「摩周温泉」についた。今夜はここで車中泊。駐車場があちこちあってよくわからないが、とりあえず手前の駐車場がトイレも近く足湯もある。ここでいいか。


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春国岱を散策して後、国内最東端の納沙布岬に(8月20日)

2014年08月20日 | 2014/7-8 北海道のたび
 昨夜はかなり雨が降った。広島では猛烈な豪雨で被害も出ているようだ。そういえば昨夜の根室沖の地震、尾岱沼でもクルマが少しゆさゆさ揺れた。すぐの気象庁のサイトを見るがなかなかデータが落ちてこない。しばらくして津波の心配がないことがわかって、安心して眠ることができた。といっても道の駅「おだいとう」は海から10メートル以上は高いところなので、それほどの危機感はなかった。

 最初に訪れたのは道の駅「スワン44ねむろ」。しゃれた建物で、風蓮湖に向かって大きな窓があって見晴らしがいい。


 こんな建物の中よりやっぱりフィールドがいい。車で数分の春国岱の駐車場に停めて、木道を歩く。
  

 花もあり、丹頂のつがいも見られた、さらにエゾシカもすぐそこで草を食べている。
  



 ついで国内最東端の納沙布岬にきた。岬の先端はガスが出ていて見通すことができなかったが、最北端に次いで最東端の昼食も弁当。
 

 食事の後、灯台まで行ってみたが、灯台の白がガスにまぎれてしまう。灯台の向こうが本当の最東端。
  

 この付近には北方領土返還に関連するいろいろなモニュメントが林立している。もっとも目立つのが「四島のかけはし」像の下には「祈りの火」が燃えている。


 ふたたび根室に戻って、「北太平洋シーサイドライン」経由で霧多布に。道の両サイドが原野だったり牧場だったりの自然豊かな道路をのんびり走る。途中でキタキツネが2回ほど出てきた。

 霧多布に到着してまず温泉。今日は霧多布温泉「ゆうゆ」。霧多布市街を見下ろす丘の上にあり、内外ともきれい。内湯の窓が大きく西に開いているので夕日がきれいだろう。(本日は曇りで見えず。)レモンイエローよりもちょっとオレンジがかった透明なお湯で、ナトリウム-塩化物泉というがそれほどには食塩のべたつきはない。
 
 温泉の後に同じ丘の上で霧多布岬の手前にある霧多布岬キャンプ場で今夜は車中泊。無料で水が自由に使えるのはありがたい。ごみはごみ袋を有料で買ってそれに入れる。




 ついでに霧多布岬の近くに行ってみた。




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