ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

伊豆のへそから伊豆最南端に

2014年04月09日 | 2014/4 東海のたび
 道の駅「伊豆のへそ」を出たのは9時過ぎ。道の駅は開店前だがここまで何もないところで待っていてもしかたない。西伊豆方面に向かって走っていく。地図で見る限りでは伊豆の西海岸は国道136号線が海岸線をずっと走っているように見えるけれど、実際は漁港の集落近くで海岸までおりてきたと思ったら、すぐに崖の上に上がっていくというUP&DOWNの連続。後ろに軽乗用車がつくようになったら適当なところでPASS。
ずっと3速で2000rpmぐらいで走っていたので、電気はいっぱい溜まるはず。
 お昼は伊豆町宇久須の「海産亭」。亭主は昨日は海が荒れて漁師が海にに出ていないから、地場の刺身がないという。そこで金目の煮つけを食べることとした。亭主が是非ともトロ金目を食べてくれというので、そこまでいうならトロ金目と普通の金目の煮つけを注文して、奥とシェアすることにした。まずところてんが出てきて次に卓上釜でご飯を炊きだした。(これは亭主曰く、暇そうだったから釜のやつを出したそうだ)


その間、調理場で煮つけを作って待つこと25分出てきました。
こっちは金目の煮付け。


こちらがとろ金目。

 半身の1/4くらいだが、身が厚い。脂が乗ってこれはうまかった。普通の金目も十分美味しいが、一匹丸ごとなので、骨をよけて食べるのが下手なので、ちょっと苦労。
 付けあわせで出てきたいかの塩辛はこの店の独特の品だそうで、わたを入れずに味噌とねぎであわせたそうだ。辛すぎずに美味しかったので、一瓶買った。たぶん帰り着くまでになくなるだろう。

 食べて少し行くと「堂ヶ島」、クルマから降りて「天窓洞」で遊覧船が来るのを待つ。




海から洞窟をくぐって遊覧船が洞窟の上に空いた天窓の下を通過していくた。こんな自然の洞窟は空想小説の世界みたいだ。
 いよいよ温泉だ。少し先の道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」に併設の湯「かじかの湯」に向かう。その途中、一帯の田んぼがれんげならぬ色とりどりの花で埋め尽くされているところがある。



そこの地区全体で種をまいているようだ。遠めには目立たないが、近くで見るとなかなかきれいだ。

 「かじかの湯」は道の駅併設にしては小さな温泉だ。もっとも入浴客も少なくゆったり入ることができた。単純温泉とあったが硫酸イオンが主体の無色透明なお湯で、露天の湯船の岩には温泉成分が析出している。(硫酸ナトリウムかな)長く入っているとのぼせてしまう。


 道の駅からふたたび国道136号線を走り石廊崎へは県道16号を行く。狭い道かと心配したがほとんどセンターラインのある道路で、ここまでの国道136号よりもかなり条件がいい。いよいよ石廊崎と思ったが、手前の愛逢岬からの展望がすばらしい。町営の観光案内所もある。ここからは夕日がきれいに見えるだろう。




 そこからすぐに石廊崎の入り口で、バス停があるが灯台への進入道路は閉鎖され駐車場もない。すぐ横の観光施設も廃墟になっている。無理に行くこともないので、そのまま下田に向かう。
 下田の車中泊は道の駅「開国下田みなと」。なかなか斬新な道の駅だ。残念なのは一般駐車場が2.3メートルのゲートをくぐらないと入れない点。しかたなく大型車用の片隅に停めた。今夜はここで静かに眠りたい。


今日は伊豆の山の中を散々3速で走ったのでやっと9.6Km/L。
 



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