ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

天気予報が当てにならない礼文島の気候、桃岩は真っ白なガスに包まれていたが秘策が (2018/8/13)

2018年08月14日 | 2018/7-9 北海道のたび
 今日は島に渡るのだが、利尻島と礼文島どちらにするか。
朝一番(6:20)の便で礼文島に行って観光バスに乗り、次に利尻島に行ってまた観光バス、最終便で戻るというゴールデンコースもある。
 しかし山に登るならともかく、利尻島の見所が今ひとつピンとこなかった。そして弾丸観光ではなく桃岩付近の花をゆっくり楽しみたいと考えていたら、妙案がでた。

 利尻島には寄港するだけで船から利尻富士を眺め、礼文島に渡ってゆっくり見て歩くという方法だ。寄港便で行っても、直行便でも料金は同じ。ただ時間がかかるので早めに出る必要がある。



 稚内フェリーターミナルはまずまずの天気。礼文島の天気予報では丸一日晴れ晴れマークで期待が持てる。



ターミナルでは長蛇の列、急ぎ並ぶ。フリーの二等船室は早く乗船しないと座る場所がなくなるのだ。



 波静かで揺れもない。左舷に稚内の丘陵を望む。



 空は晴れているが進行方向に島影がない。





下は後部デッキの波かぶり席で、こちらも一杯だ。実は席がなくてロビーで座り込んでいる人や、デッキで立ったままでいる人も多い。



 まずは利尻島鴛泊港に到着だ。





 ここで乗客の大半が下船してしまい、乗ってくる人はわずかだった。そのため船室はがらんとなって貸し切り状態。

 利尻富士はというとこの通り。雲とガスに覆われて何も見えない。







 この鴛泊港外に船長40~50メートルくらいの、白い謎の先鋭的な船が錨泊していた。まさか某国の工作船?なわけはない。こんな目立つ船は速くても使えないだろうな。何かで見たことがあるが、外国の大金持ちのヨットだそうだ。これを所有して運用するのは想像もできないほどのコストがかかるだろう。キャンピングカーなどはしれたものだ。



 礼文島 香深フェリーターミナルに到着した。ここから先の予定を船中で色々と検討してきた。
 第一候補はバスで知床まで行って、そこから元地灯台-桃岩展望台-香深フェリーターミナルを歩くトレッキングコース。3時間強のコースだ。

 第二候補は桃岩展望台往復徒歩コース。実はこの時間には桃岩方面に行くバスがないのだ。フェリーの到着に合わせてバスが出ていると思い込んでいたが、バス時刻表を調べてみたらそうだったのだ。

 香深フェリーターミナルの観光案内所でトレッキングコースの案内図をいただいてきた。



 フェリーターミナルから見ると、山の上の方はガスに覆われている。場合によっては霧雨の中を歩くことになるかもしれない。じ~さんも次女も雨具の用意をしていなかったので、第一候補は諦めて次女と二人で桃岩展望台に向かう。奥は別コースだ。



 このトンネルが新しくできた元地につながる道のようだ。この右手に桃岩展望台近道という看板がある。ここから山道だ。





 山道の途中にコース案内があるが、バスの終点からトレッキングコースに入るとここに出るようだ。ここまで40分歩いた。



ここまでも、ここからも道の両側は色々な花が咲いている。花の写真は別記事に分ける。



 今はこんな感じのツリガネニンジンが多い。





 上に来るとガスの中だ。前方が見えない。





 桃岩展望台だ。目の前が真っ白で何も見えない。こちらにこんな岩が見えるはず。これが秘策というわけではない。



 でも実際の景色の代わりになるわけではない。

 

 仕方がないよ帰ろうか。展望台から元来た道を帰る途中で展望台下の駐車場に行く道路を横切る。その道路を下に向かって見ていくと、少し低い場所にあるがけ近くのカーブのあたりではガスが切れている。あそこに行ってみよう。



 この谷になったところを海の方からガスが流れている。海が見えるぞ。

曲がり角から下を見ると、あれぞ猫岩。



そして左側は桃岩の下部だ。上はガスで白くなっている。



 条件の悪い中でもなんとか桃岩、猫岩を見ることができてよかった。

 元のトレッキングコースに復帰して香深フェリーターミナルに戻ってきた。ここで奥と合流した。

 ここでお昼にする。フェリーターミナルからすこし離れたさざなみという居酒屋だ。ここで食べたホッケ定食が美味しかった。それはいいが、出てくるまで遅いこと。お客さんの数はわずかなのに注文してから1時間以上も待ってしまった。




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